マルタ紀行/地下洞窟
ラバトには 「聖パウロ教会」 というものがある。
わたしは聖書に関心がないから、パウロという人についてもよく知らない。
よく知らないけど、あっちこっちで聞く名前だから、ひとりの人物の名前なのか複数の名前なのか、たぶん弘法大師の伝説みたいに時空を超えてやたらに各地に出没する人なんだろう。
関心がない人間にとっちゃどうでもいいことで、それでもいちおう教会の見学に行ってみた。
教会は立派である。
どうも、あまり熱の入ってないほめ言葉だけど、わたしは風景として教会をふくむ特定の場所をすてきだと思うけど、教会そのものにはあまり関心がない。
ネットで探すと、旅行先の歴史や建造物について徹底的に研究しちゃっている人のブログをよく見かける。
わたしもそのくらい研究したいけど、いくらやったってしょせん2番煎じだ。
そういうわけで研究はさっさと放棄してしまったから、詳しい説明はしない。教会の由来も価値もよくわからないのである。
この教会の階段を上がったところの祭壇に、マティア・プレッティという画家が描いた絵がかかげられていた。
こんなマイナーな画家について、当然ながらわたしはなにも知らない。 今回のツアーでは有名なヴァレッタの教会にあるカラヴァッジオの絵の勉強しかしてこなかった。
プレッティさんのことをマイナーなんていうと怒られるかもしれないけど、ウィキペディアで検索しても引っかからないんだからマイナーといわれても仕方がない。 カラヴァッジオのほうはちゃんと引っかかるのである。
聖パウロ教会の地下に 「聖パウロの地下洞窟」 というものがあって、なるほど、これがそうかと見学した記憶はたしかにあるんだけど、帰国してから調べてみたら、ラバトにはべつに 「聖パウロの地下墓地」 というものもあることがわかった。
地下洞窟も地下墓地もそんなにはなれていないという。
さあ、事前勉強不足のわたしにはどっちがどっちだかわからない。
自分で撮った写真をじっとにらんでみると、聖パウロ教会の写真にはさまれて洞窟の写真があるから、わたしが見たのは教会の地下にあるほう、つまり地下洞窟らしい。
洞窟の奥にパウロさんの彫像や祭壇があったけど、洞窟じゃトルコのほうがすごかったからあまりおどろかない。
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