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2011年2月25日 (金)

マルタ紀行/カートラッツ

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マルタ島には学者たちの論争のまとになっているわけのわからない遺跡もあるそうで、カートラッツもそのひとつ。
マルタ騎士団やヨハネ、パウロどころじゃない、紀元前数千年も前のものらしいけど、石炭岩の大地に2本のわだちが残されているから、いつか鉄道駅をもじってグラハム・ジャンクションと呼ばれるようになったものだそうだ。

なんのために使われたわだちなのか。
巨石神殿建設のさいの石の運搬に使われたという説もあるそうだけど、そんなむかしにレールなんか敷く必要があったのか。 そもそもレールなんかあったのか。
ガイドさんの説明では、マルタは樹木のとぼしい島なので、巨石を運ぶには丸太によるコロではなく、丸い石によるベアリングが使われたらしいとのこと。
ベアリングを転がした跡なのか。
しかし巨石神殿の近くにこんな溝は残ってないというし、つまりいまだに何のためのものかさっぱりわからないらしい。

カートラッツへ行くためには、畑の中の駐車場でバスを降りて、野の花のあいだをぶらぶら歩く。環境そのものはなかなかすてきなところである。
わたしがすてきという場合は、周囲に人工物がなにもないところの場合が多いけど、ここも畑の中のだだっ広い空地で、休憩所も看板もないし、みやげもの屋もない。石灰岩の地表がむき出しになっている荒地である。
もうすこしたてば花がたくさん咲きそうなところだけど、現時点ではおもしろがれといわれてもおもしろがりようがない。
正直にいっちゃわるいけど、この遺跡?はわたしの目には水の浸食によるただの自然現象にしか見えなかった。
並行した岩の溝なら日本の宮崎県の日南海岸にも鬼の洗濯岩なんてものがあるし、伊豆の海岸でもよく見かけるぞ。

ここで小用をもよおしたので、バスにもどるとちゅう立ち小便をしていたら、近くの農家でまぬけな顔をしたイヌがじっとこちらを見ていた。

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