モア
古い映画を観る機会があった。
「モア」。
1969年の映画だから、さて何年まえの映画だろう。
とりたてて傑作でもないんだけど、ちょうどヒッピーだとかサイケデリックなんて退廃的文化が隆盛だったころの映画で、音楽を担当しているのがピンク・フロイド。
その音楽だってけっして素晴らしいというわけでもないんだけど、はて、それじゃあいったいこの映画のどこに魅かれるんだろう。
主役のミムジー・ファーマーがすっぽんぽんになるのがエエという人もいるかもしれないけど、すっぽんぽんならこのブログでも取り上げたバルドーのほうがずっと魅力的だし。
つらつら考えてみたが、主人公とヒロインがドラッグでよたっちゃったまま、夜明けの海岸で座禅を組んで瞑想にふける場面、ああいうものに感じいるだけの人並みの青春をわたしも持っていたということなんだろうなあ。
※写真はプライベートなもので、映画とは関係ありませんよ。
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