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2011年3月13日 (日)

マルタ紀行/マルサシュロックの1

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今回の旅で、わたしが個人的にぜひ見たいと思っていたのはマルサシュロックという漁港である。
世界遺産がたくさんある国に行って、なんで漁港なんか見なくちゃいかんのだという人がいるかもしれないけど、わたしは日本にいるときも、旅のとちゅうで道の駅なんてものがあると、かならず寄ってみるくらい地方の物産に関心がある人間なのである。
地方の物産を見ることは、歴史を知るのと同じくらい価値のあるものなんだけど、そう考える人が少ないのは残念なことだ。

そういったものの、やはり興味のない人が多かったとみえて、ここへのオプション・ツアーは規定の参加者が集まらず、添乗クンが日本まで問い合わせて、旅行会社の温情で7人でようやく実現したオプションだった。

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マルサシュロックはヴァレッタから10キロぐらいはなれた、南にむかって開いた港である。
ガイドのYさんの説明では、マルサシュロックのマルサは港のこと、シュロックはアフリカからの熱風のことだという。
フォルクスワーゲンにシロッコという車があるけど、これもたしか同じ意味。
わたしはこの町のことをテレビ番組で知ったんだけど、にぎやかな青空市が開かれ、興味のつきない場所だったので、ここだけはぜったいに見たいと思っていた (後日、わたしはひとりでもういちど出かけるのである)。

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昼食をすませてから行ったので、マルサシュロックに着いたのは午後の2時ごろ。
駐車場は買い物にきた現地の人や外国からの観光客で大混雑だったけど、肝心の魚を扱う市場のほうはそろそろ店じまいの時間だった。
それでも野菜や果物、雑貨などの露店がたくさん出ていて、これはなかなかおもしろかった。
どんなふうにおもしかったかということは、また写真をずらりとならべて説明を省略。
まずマルサシュロックはこんなところという写真。
続いて市場のようすと、そこで売られている品物の写真を3回に分けて紹介することにする。 魚は少なかったけど、野菜や果物などわたしには興味いっぱいの品々である。

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