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2011年5月22日 (日)

試練は好機

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今朝の新聞の投書欄に、原発事故後の東電の損害賠償を、電気料金の値上げでまかなうのはケシカランという意見。
最近こういう意見をよく目にするけど、こういう人たちはきっとこれまで東電の原発のお世話になっていないと断言できる人なのだろう。
電気料金の値上げに反対する人たちは、その一方で原発を廃止しろっていう意見を持っている場合が多い。
原発を廃止すれば(目下のところは)火力発電に依存することになり、化石燃料高騰のおり、やっぱり電気料金の値上げは避けられないのである。

週刊新潮には「電気料金38%上昇する!」なんて、一見オソロシそうな記事も。
しかし、なんで電気料金の値上げを怖がるのか。
電気が38%値上がりしたら、電気の使用量を38%抑えればいいだけの話ではないか。
だいたい煙草のときもそうだったけど、国民に禁煙を強制するいちばん確実でかんたんな方法は、タバコを値上げすることだった。
電気だってそうだ。
かけごえやスローガンだけじゃ、繁栄慣れした国民に、暑い日のエアコンを控えさせるのはなかなかむずかしいものである。
電気をがばっと値上げする。
これじゃたまらんと、みんながいやおうなしに節電にはしる。
1日に10時間エアコンを使っていた人は、6時間しか使わないようになる。
壁に断熱材を入れたり、わたしみたいに風呂場や便所で本を読む習性のある人以外は、各部屋の照明を落としたり、あるいは窓辺にゴーヤをぶら下げたりして、電気を使わずにすむようにいろいろ工夫をする。
国民あげてこんな姿勢にかたむくのは素晴らしいことではないか。

できることなら、国民にはせいぜい節電に努めてもらって、企業の電気料金は据え置くともっといい。
そんなことをいうと、電気料金の値上げに反対する人たちの中には、また資本家優遇だなんてさわぐ人が多いんだけど、企業の電気代が抑えられれば、日本企業は国際競争力を落とさずにすむし、たとえば家電メーカーはエアコンを安く売ることができて、日本人は暑い夏を無事に乗り切ることができると・・・・・・ なんだか循環論法みたくなってきたな。
とにもかくにも、試練のときは、また自分を見直す好機でもあるのである。

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