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2011年7月22日 (金)

プーチン

「ロシアの論理」を仕事のあい間に読んでいて、いま80ページあたりまできたところ。
プーチンはいい指導者だ、ロシア人はあんな指導者をもって幸せだと思う。

それにひきかえと、また愚痴になっちまう。
自民党政治に決別するとかなんとかエラそうなことを言っていた民主党が、政権をにぎったとたんに自民党とたいして変わらないことを始める。
いや、始めざるを得ないのか。
破産してもおかしくない国の将来を考えると、誰がやったって政治の方向性、とりうる手段にそんな極端な違いがあるとは思えない。
そんならいっそのこと、国会で民主的な話し合いをぐずぐずだらだら続けるよりも、誰かがプーチン式剛腕でどしどし物事を進めたほうがエエのとちゃうか。
鳩ポッポくんがまだマニフェストの修正に異論をはさんでいるようだけど、彼は自分がマスコミに取り上げられるのは、発言が揶揄すべき対象である場合だけという事実にぜんぜん気がついてないらしい。

最近、どこかの国でなんとかいう賞をプーチンに与えるとか与えないとかいう騒ぎがあった。
与えないという人たちはプーチンを独裁者であるとけなす、つまり例によって西側の価値観でしかものを見ない人たちのことらしい。
プーチンの手腕とその政治の結果を理解している人にとって、そもそもそんな賞に興味はない。わたしもそうだし、たぶんプーチンも同じだろう。

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