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2011年9月30日 (金)

またウッドストック

Ws01

「ウッドストック」 が2回に分けて放映されたので、このブログでもつまらない話題の2回目。

この映画には公開当時に入ってなかった映像が、あとからいくつか挿入されている。
キャンドヒートやジャニス・ジョブリン、ジェファーソン・エアプレインの演奏なんて、あとでDVDを買ってはじめて目にした。
ジェファーソン・エアプレインはここで 「アンクル・サム・ブルース」 という曲を演奏してるけど、べつになんてことのない元気のない演奏でちょっと物足りない。
しかし彼らはこの曲を、すこしあとの 「フィルモア・ラストコンサート」 という映画でも演奏しており、このときの演奏はエアプレインから派生した別バンドによる演奏だったので、女傑グレイス・スリックがいないのがまた物足りないけど、そちらの映画ではパパ・ジョン・クリーチという黒人フィドル奏者が加わっていて、すくなくともわたしには 「ラストコンサート」 の中でこの曲がいちばんイカして聴こえた。

いまでもそうなのか知らないけど、わたしが買った版ではDVDに歌詞を翻訳した字幕がついていない。
今回のNHK版ではすべての曲にちゃんと字幕がついていた。
そういうわけで、たとえば映画のラストシーンで流れるCSN&Yの 「ウッドストック」 という曲の意味もわかった。
この曲はウッドストック音楽祭が終ったあとで、この音楽祭をたたえるために急きょ作られたものだけど、たかがロック・バンドの作詩というなかれ、“ぼくらは星くず、いまが黄金期” というフレーズが繰り返されて、あちらには詩人が多いんだなってついつい思っちゃう。

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