ウッドストック
「ウッドストック」 がテレビで放映されて、いまそれを観ながらこれを書いている。
この映画は1969年にニューヨークで開かれた、3日間におよぶロック・コンサートのもようを捉えたドキュメンタリーだけど、音楽だけではなく、いろんな意味で当時の風俗、カルチャーを象徴している映画だ。
いま20代、30代の若者がこの時代のことを知りたかったら、この映画を、この映画だけを観ればいいとわたしは断言してしまう。
しかし、いまとなっては語りつくされたような音楽祭なので、ここでまたわたしがそのいちいちについて解説したって仕方がない。
で、つまらない話題をひとつ。
はじめて観たとき、わたしがいちばん迫力を感じたのはサンタナの演奏で、感心したのはその演奏だけじゃなかった。
映像を観たかぎりでは、手持ちカメラで、広角レンズを使って近距離から撮影しているようなので、画面が切り替わったときカメラマンの姿が映るんじゃないかと興味深々で観た。
どうやって撮影しているのか興味があったんだけど、ところがカメラはぜんぜん映らない。
こうした映画ではできるだけカメラは写さないというのが鉄則なんだろうけど、映像に興味のあるわたしはつまらないことに感心していた。
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