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2011年10月11日 (火)

トンマッコルへようこそ

今日のテレビで放映されたのは韓国映画 「トンマッコルへようこそ」 って作品。
世間じゃ韓流ブームだそうだけど、わたしはその逆をゆく。
どうにも韓国映画が好きになれないのは、そのスタイルが (日本映画もそうだけど) ますます米国の映画に似てきてるから。

「トンマッコル」 にしても、ストーリーは米軍のパイロット、韓国軍、北朝鮮軍の兵士らが、ありえない平和な村に迷い込んで鉢合わせするというもの。
ストーリーだけ聞いてるとおもしろそうだけど、ちょっと冒頭の部分を観てみたら、CGと派手なドンパチ、全体としてどこかアメリカ映画の軽薄さがただよっていて、ヤッパリという感じ。
ヤケになって早送りで観たけど、早送りしたってなにしたって、アホらしい映画はアホらしいまんまだ。

せめて背景に茅ぶき屋根の民家や荒れ果てた耕地でも出てきて、まだ貧しかったころの、韓国の原風景でも観られれば価値があるのに。
そう考えて、そうかと思い当った。
そういう人は現在の北朝鮮映画を観ればいいのではないか。
さいわいあの国では金さま親子が映画好きだそうだから、中には傑作もあるんじゃないか。
たまたま 「プルガサリ」 みたいな映画に当たっても、背景になっている街や村を観ているだけでいろいろモノ思うこと多々だと思う。

そう考えて探したら、北朝鮮に行って写真撮ってきた人のサイトを見つけた。
http://hamusoku.com/archives/3444465.html
いかなる韓流映画よりも現在の北朝鮮はおもしろそう。

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