« なにが問題なのか | トップページ | また京マチ子 »

2011年10月28日 (金)

小松左京さん

472

今朝は古新聞の収集日で、昨日までの新聞はごっそり持っていかれてしまった。
昨日の夕刊にちょっと気になる記事、ブログのネタになりそうな記事があったのに、そういうわけであらためて参照することができない。
以下の記事には間違いや誤解もあるかもしれない。
今年の7月に亡くなったSF作家の小松左京さんについての記事である。

遺憾ながらわたしは読んでないけど、この人の書いた 「日本沈没」 は、震災や原発事故をいろんな面で予測したものであるそうだ。
左京さんは好奇心の旺盛な人で、さまざまな分野で専門家顔負けの知識を持ち、地震の原因とされるプレートテクトニクス説なんかにも詳しかったとか、阪神大震災で高速道路が崩壊することを予知していただとか、日本人は天下泰平になれて、先祖代々つちかってきた災害の恐怖という遺伝子を、どこかへ忘れてきたのではないかという指摘もしていたそうである。
なるほどとうなづける部分は多い。

しかし、新聞記事の最後はこう結ばれていた。
左京さんはけっして希望を捨てなかった。
人間には宇宙がある。未開発の広大な宇宙がある。
まだまだ絶望するべきじゃないってことのようであるけれど、よかれあしかれ、彼はSF作家なのだ。科学の申し子なのである。
原発事故を予測できても、原子力の利用まで否定できただろうかと、作家が生きていれば訊いてみたい気がしてしまうのである。

|

« なにが問題なのか | トップページ | また京マチ子 »

(朝日)新聞より」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 小松左京さん:

« なにが問題なのか | トップページ | また京マチ子 »