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2011年10月25日 (火)

同窓会の写真

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古い写真をひっくり返していたら、中学校の同窓会の写真が出てきた。
なつかしい顔ぶれだけど、18歳で郷里を出てボヘミアン的生活を送り、しかも付き合いのわるいわたしのことだから、最近は中学の同窓会なんてものにとんと無縁で、女性たちの名前なんぞほとんどおぼえていない。
ただ、この中にひとりだけ忘れようとしても忘れられない女性がいる。
彼女とわたしは生まれたときからとなり同士の家に住み、それこそおままごとの時代から小学校、中学まで、お手手つないで育った仲だった。
いわばわたしの初恋の相手といっていい人である。
群馬の片田舎で、はるかむかしのことだから、まだまだ自然がいっぱいで、森も小川もすべてがわたしたちのものだった。
ああ、そんな時代!と、嘆息のひとつもこぼれ出る。

彼女はこの写真の中では、ひとりおいてわたしのまん前にいる。
中学時代、学級委員をつとめるほど優秀な人だったけど、家庭の事情から早くに高校を中退し、18歳で他家に嫁いでいった人だった。
わたしはその噂をよそで聞いた。
初恋というものはなかなか成就しないものである。

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