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2011年11月29日 (火)

羅生門拾遺

デジタル・リマスター版の 「羅生門」 を観た。
とうぜん何か書かなくちゃと思ったけど、こんな有名な映画についてあれこれいっても仕方がないから批評はしない。

批評じゃないけど、小川のほとりに馬を停めて、京マチ子扮する人妻が憩っているシーンがある。
なにげなしにこの場面を観て、あれ、べルイマンの 「処女の泉」 みたいだなと思った。
そういえば両方ともほとんど森の中が舞台である。
木もれ日が美しいところなんかもよく似ている。
ヒロインが強引に犯されちゃうところまでそっくり。
なるほどと納得してもなにも出てきません。 このブログからは。

昨夜が 「羅生門」 なら今夜は 「地獄門」 だ。
ちょっとワル乗りしすぎじゃないかと思ったけど、こちらもカンヌ映画祭のグランプリだ。
両方のヒロインが京マチ子だ。
とかくの噂もあった人らしいけど、演技派の女優さんとしても本物だった人なのだ。

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