読売新聞
わたしは朝刊夕刊をとるいまどきめずらしい新聞の購読者だから、他の新聞販売店からしょっちゅうねらわれている。
昨日は読売新聞が入っていた。
こんなものを入れてくれと頼んだおぼえはないけど、なんとかして一度は読ませて、読売の素晴らしさを体感させて、あわよくば契約してもらおうという魂胆らしい。
ま、タダより安いものはないから、いちどは目を通してみた。
先日死刑囚全員の死刑が確定したオウム真理教の事件は、読売のスクープによってその陰謀がとん挫したといいたいようである。
それはいいけど、いま話題になっているナベツネと清武GMのごたごたについてはひとことも触れてないじゃないか。
そのくせ巨人に行きたいからといって日本ハムを蹴っとばしたなんとかいう選手の記事は大きい扱いだ。
大王製紙の御曹司が巨額の金をばくちに費やしたのも、部下が上司に逆らえないという企業の風土がいけなかったわけなのに、読売でも絶対権力者に逆らえないという萎縮した風土が見てとれる。
新聞社たるもの、こういう事件こそ、たとえそれが身内のものであっても、大々的に取り上げなければいけないのではないか。
連載マンガも朝日の 「ののちゃん」 に比べるとぜんぜん毒がなくってつまらない。
ふざけるな、読売!
わたしが新聞の契約を変更することは、こと読売に関しては未来永劫にありえないのだ。
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