転換期
電子書籍に抵抗のあるわたしだけど、つい先日、ひたひたと押し寄せるその荒波を感じる出来事が。
わが家にはアナログ版の広辞苑があった。
うちにあった本の中では、牧野富太郎の植物図鑑についで、まくら代わりに使えるくらい厚い本だった。
それがついにご臨終である。
正確にいうと可燃物ゴミとして出しちゃったってことなんだけど、どうしてそうなったのか。
やっぱりネットのせいだよな。
広辞苑は電子版を持っているので、本のかたちのそれはほとんど使わなくなってるし、動物植物について調べるのもネットのほうがお手軽だ。
そういうわけでこの2冊は枕を並べてゴミになっちゃったわけなんだけど、そんなくらいならオークションにでも出せばという人がいるかもしれない。
広辞苑についてはともかく、牧野版の植物圖鑑なんか、ネット上で中古品が 1万円なんて値がついてたぞ (いまどきモノクロの図鑑が売れたかどうか知らないけど)。
どうも欲のないのが欠点のわたしだ。
いま部屋の中を整理しようと考えているので、これからも貴重な書籍、物品が路上に放り出される可能性大。
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