血圧
夏目漱石は胃弱に苦しんだ人で、「吾輩は猫である」 の中にもそれを克服しようといろいろ努力する話が出てくる。
わたしも少々高すぎる血圧を下げようと、自分を実験台にしていろいろ研究してみた。
まず高血圧の原因について知らなければならない。
わたしの場合遺伝は関係なさそうだから、後天的なもののようだけど、飲酒、喫煙、ストレス、運動不足、肥満、塩分の取りすぎなどが原因になるそうである。
ああ、しかし、この中でわたしに該当しそうなものは運動不足ぐらいしかないではないか。
運動についてはウォーキングぐらいしかしてないけど、それでも同年齢の友人知人らに比べればまだまだ3キロ4キロはなんでもなく歩いてしまう。
飲酒はほどほど、タバコは 1本も吸わないし、食事は魚や野菜がもっぱらで、肉類やあぶらっこいものはキライである。
高血圧もゼイタク病みたいなものだろうと考え、肥満には注意していて、しょっちゅう食事を抜き、 あまり暴食をしないようこころがけている。
おかげでますます胃袋が退化してきたようだけど、その割には体重が減らないのである。
塩分については、漬けものが大好物だからほめられたものではないけど、そのかわりお茶をがぶがぶ飲む。
おかげで夜中にもオシッコで起こされる。
高血圧は腎臓病を併発させやすいそうだけど、わたしの腎臓はけっこう健康に機能していて、塩分をどんどん排出しているようである。
塩分の対極にあるものは糖分であるからして、最近は甘いものをたくさん食べて塩分を中和させる努力もしている (効果あんのかしら)。
こんな調子だから、高血圧対策の見本のような生活ぶりで、血圧を下げるように注意されても、これ以上何をしていいのかさっぱりわからない。
もうすぐ所属する団体の健康診断だ。
なんかいわれそうな気がして戦々恐々しています。
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