幕末太陽傳
最近はアクセスが快調なんだけど、このブログは訪問者にこびを売らないサイトだかんね。
昨日は映画を観にいって、帰りにイッパイやって、帰宅してバタンキュー。
うらやましがってくれるな。
建設的とか前向きなんて言葉とまったく縁のない、無為で退廃的な日々なのだ。
映画は 「幕末太陽傳」。
知ってると思うけど、古い映画だ。
出演者の顔ぶれを見ただけでそれは一目瞭然だ。
裕ちゃん(石原)、フランキー堺、岡田眞澄、南田洋子、左幸子など、なんとなく若そうなイメージの出演者だけをながめても、みんなとっくに鬼籍入りの人ばっかりだ。
二谷英明なんかこの数日まえに亡くなったばかりだぞ。
映画はチャンバラのない時代劇だけど、評判どおりおもしろかった。
とっても50年まえの映画とは思えない。
落語の 「居残り佐平次」 や 「品川心中」、道楽息子の徳三郎なんてのが出てくるんで、そっちの素養があるとさらにおもしろいんだけど、素養のあまりないわたしの知り合いもクスクス笑っていた。
遊郭や花魁の知識もあればよかったけど、それはわたしもあんまりナイからなあ。
そういうことはともかく、ヒロインがお歯黒をしている時代劇をはじめて観た。
お歯黒は江戸時代の人妻のたしなみだったそうだけど、おばあさんみたいな顔に見えてしまうので、ふつうの時代劇では省略されているのがふつうだ。
おかげでみっともない顔になっちゃった左幸子がカワイソ。
そこまでやるかって、いや、じつに感心しました、この映画。
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