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2012年1月12日 (木)

杞憂

杞憂って言葉がある。
はてなキーワードってところで調べてみたら、意味は杞の国の人が、天が落ちてこないか憂いたという故事から、取り越し苦労の意味とあった。
たしかに天は落ちてこない。
しかし落ちてくるものはあるのである。

ロシアのなんとかいう火星探査機が地球に落ちてくるそうだ。
こういうことはしょっちょうあって、以前は新幹線1両分のでっかい人工衛星が落ちてきたこともある。
たいていは大気圏で燃焼して、燃えガラも海や無人の荒野なんぞに落ちるので、いままでのところ人間に被害が出たってことはない。
しかしそれが東京のまん中に落ちてこないというゼッタイ的な保証はないのである。
しみじみ人間というのは学ばない動物だなと思う。
震災が起きるまでは、防波堤も原発もこんなもんで大丈夫だろうと思ってしまう。
事故が起きてからあわてて、おまえがワルイ、政治家がワルイ、東電がワルイと無策の非難の応酬だ。
探査機にしても人工衛星にしても、なんであらかじめ自爆装置でも仕込んでおかなかったのか。
なんで落ちるまえに、ヘタなSF映画みたいにICBM(なつかしい言葉だ)でもぶっ放さんのか。
人類の英知というのはこういうさいに発揮されるべきではないのか。

いえ、疑心暗鬼の世の中ですからね。
どっかの国がICBMなんかぶっ放したら、やりやがったなって、過剰な反応をしめす国が出てこないっていう保証もないからねえ。
やっぱり人の頭の上に落ちてから考えるか。

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