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2012年2月17日 (金)

処理方法

BSを観ていたら、なんかの科学番組をやっていて、そこに現在は寒冷でとても人間が住める状態ではない火星を、温室効果で温めたらいいなんていう科学者が出てきた。
地球では温暖化の元凶とされているフロンガスを使えばいいそうだ。
しかしどうやってフロンを火星まで運ぶのかということには触れてなかった。
フロンガスを恒久的に発生させる方法にも触れてない。
ガスを大量に発生させるためには、煙突をたくさん立てなくちゃならないぞ。
しろうと考えでも膨大なプラント建設が必要になりそうだ。

そんなことより、去年の6月15日のこのブログに書いたけど、原発の放射性廃棄物を使うほうが、廃棄物の処理方法にもなって一石二鳥だ。
めんどくさいプラント建設なんか必要ない。
なんなら廃棄物をどかんと火星の表面に打ち込むだけでもいいけれど、これじゃあとから人間が上陸して、火星を緑野に変えるのにさしさわりがある。
だから、せめて火星の表面にブルドーザーで穴を掘り、そこに廃棄物をびっしり並べるぐらいの作業は必要だ。
このくらいなら遠隔操作のロボットにだってできるぞ。
放射性廃棄物は半永久的に(人類が絶滅したあとまで)、他からのエネルギーも整備も管理も必要なしに、火星を温め続けるだろう。

考えてみれば、太陽系の惑星や衛星のほとんどは寒冷の星だ。
放射性廃棄物の活用方法として、こんなに可能性のある世界はないんじゃないか。
やるんなら早くやってくれよな。
わたしが生きているあいだにやってくれれば、偉大な預言者として、わたしだって火星の丘かくぼみに、わたしの名前をつける名誉をいただけるかもしれない。

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