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2012年2月20日 (月)

またまたプーチン

今朝の朝刊で朝日新聞のモスクワ特派員が、プーチン首相をけなす文章を書いていた。
極東の島国におけるプーチン支持派の代表である当方としては、こういうアホな記事に鉄槌を加えなければならない。
特派員がいうのには、プーチンの政治は「なにをするにもワイロ。 ビジネスを妨げる官僚主義」と、これはあちらの中産階級の言葉を借りているのだが、わたしはそういう書き方にダマされないのである。

ロシアの官僚主義はなにもプーチンの時代に始まったわけではない。
プーチン以前のソ連時代のほうがはるかにひどかった。
現在のロシアはまだその弊害を排除しきってないというのが本当の所だろう。
役人をどやしつけたり、官僚とつるんだ財閥を刑務所にたたっこんだり、プーチンもいろいろ頑張っているけれど、官僚主義を改めるのは自由主義国の日本の自民党、民主党にもできなかったくらいむずかしいことなのである。
だからこそ、プーチンはまだ仕事なかばで、いま統治を投げ出すわけにはいかないというのが本音なのだ。
指導者が変わればなんとかなるとすぐ考える、短絡的な国民の言い分なんぞに耳を貸す必要はない。

この新聞記事の中には最近のロシアの風刺小話がひきあいに出されている。
「ロシアの中央選管委員長を大統領選の監視に送れば、米国の選挙でさえプーチンが勝ってしまうさ」というものだけど、プーチン以前にこんな指導者を揶揄するようなことをいえば、言った当人は即刻シベリア送りだ。
そうならずにすむ社会を作ったのはプーチンだということを忘れていけない。

投票権がないのが残念だけど、わたしはもう1期か2期はプーチンの味方である。
こうやって記事のすみずみまで目を配って、朝日新聞にいちゃもんをつけるのもタノシイことだ。

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