またまたまたプーチン
わたしのいちゃもんが効いたわけでは、ゼッタイにないと思うけど、今朝の新聞にまたプーチンの記事。
今回は特派員の報告ではなく、「ロシア大統領選」という大きな記事だ。
3月4日の大統領選を占うというもので、まあ、公平といえば公平、客観的といえば客観的といえる記事だけど、プーチン支持派の極東島国支部員としては気にいらない。
プーチンのことを書かれると、なぜか、朝日新聞にいちゃもんをつけたくなるワタシなのだ。
モスクワの中小商店が入居するビルが、行政のいやがらせを受けて、ワイロを渡すまで勘弁してもらえなかったという実例が取り上げられ、だからロシアの行政は汚職まみれと書いてあったけど、これはプーチンのせいではない。
記事の中でも触れられているけど、ロシア人のど性骨を叩き直すために、強力な「権力の垂直構造」が必要だった。
つまり、ごたごたいうな! オレのいうとおりにやれ!という、現在の中国みたいな独裁構造である。
こうでもしないと、ソ連時代にどっぷりとぬるま湯につかったロシアの行政の怠慢は直らない。
しかしいくら独裁のプーチンでも、食材のひとつひとつを登録しなければならない飲食店の、厚さが20センチを超えるという書類のすべてに目を通して、是非を判断しているヒマはない。
そのために非政府組織を立ち上げ、行政の怠慢や非効率を告発させるようにしているのだから、プーチンはそれなりよくやっているといえる。
自分だけでは間に合わないので、メドベージェフを起用して、別方面からロシアの近代化を図っているのもプーチンである。
しかし官僚組織というのはしぶといものだ。
あっちを責めればこっちと、モグラ叩きみたいに神出鬼没、なんとかして既得権益にしがみつき、オイシイ汁を吸い続けようというのが官僚というものである。
日本でも官僚支配の打破と威勢のいいことをいって登場した新しい政権が、たちまち役人に取り込まれてしまったくらいだ。 ミットモナイ。
民主党に期待するほうがおかしかったのである。
話がつい日本の国政に向かっちゃうけど、前述の記事のとなりに「核抑止力の米国並みを維持」というプーチンの発言が載っていた。
こっちがロシアの権力者の本来の仕事で、官僚の仕事のいちいちに小言をいうのが仕事ではない。
権力者さえ変わればと考える手合いが多いけど、いったいプーチン後に、どんな公正で開明的な指導者が現われる可能性があるというのか。
ヘタすればもとのソ連時代に逆戻りだ。
現在のロシアのかかえる問題は、ひとりで、短時間に片付けられる筋合いのものではない。
プーチンにはまだ時間が必要だ。
やっぱりわたしは、あと1期か2期は彼を支持せざるを得ないのである。
投票権はないけど、わたしはロシア国民のためにもそう思う。
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