イスタンブール/カドウキョイ
最新の旅行ガイドを読んでみたら、イスタンブールに新しい水族館ができたそうである。
なんでも世界最大級の水族館で、魚が約1500種、ほかに15000に及ぶ海と陸の生物が展示されています、だそうだ。
ホントかよ。
べつの、じっさいに行ってきた人のブログを見たら、日本の水族館に比べると、フッと鼻で笑ってしまいそうな規模と書いてあった。
どっちが正しいかというと、こういう場合、ハズレのほうが正しい場合が多いのである。
まわりを海にかこまれた海洋国家の日本は、知る人ぞ知る水族館大国なのだから。
がっかりするのは覚悟のうえで、なにしろわたしは博物学に興味があるし、水族館が大好きであるから、ヒマつぶしに行ってみるかと思う。
むかしダイビングに凝ったことがあるので、伊豆や沖縄、小笠原の魚はわりあいよく知っているほうだけど、紅海・地中海の魚なんて、魚屋で切り身になっているものぐらいしか見たことがない。
ひょっとするとめずらしい魚に遭えるかもしれない。
そんなことを考えつつ、この、じっさいに水族館へ行ってきた人(トルコ人と結婚した日本女性)のブログを読んでいったら、カドゥキョイという町のすばらしさにふれた部分があった。
のんびりしていてイスタンブールより住みやすそうな町とある。
添付された写真を見ると、市場があって山盛りの野菜や鮮魚をならべた露店が軒を接している。
ここでは蒸したムール貝をその場で食べられるらしい。
水族館では泳ぐ魚しか見られないが、こういうところなら魚はもちろんのこと、トルコ人の食生活、食文化さえうかがえるのではないか。
わたしはマルタ島で、わざわざ漁港を訪ねたくらい、そういうものに関心があるのである。
で、イスタンブールでは水族館よりもカドゥキョイに行きそうな気がする。 2トルコ・リラのフェリーで、ボスポラス海峡を渡った先にある町だそうだ。
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