イスタンブール/ボスポラスクルーズE
まだボスポラス・クルーズの船の上にいますよ。
ところでクルーズはどこまで行くのだろう。
ボスポラス海峡は黒海までつながっているから、そこまで行ってくれるとおもしろいけど、所用時間は2時間ぐらいと聞いていたから、こんなスピードじゃとても行けそうにない。
案の定、船はスルタン・メフメット大橋できびすを返した。
帰路はボスポラス海峡のアジア側にそって航行することになる。
このあたりからぼちぼち帰路の写真で、逆光になるけど、新緑が美しいのはこちら側もいっしょ。
わたしが日本をはなれたのは、今年の遅いサクラがちょうど満開になりかけたころだったけど、さて、日本はどうなっているだろう。
船は海面に群れるカモメたちをおどろかしつつ進む。
水ぎわに別荘のような建物が多く、それらの中にはこじんまりとしたプールや、船が接岸できるような設備をそなえた家もある。
豪華ヨットでちょいとそこまで買い物にという具合らしく、さすがは本場欧州のセレブの家って感じ。
岸壁で釣りをしている人もいた。
そういうのはたいてい一般庶民のようである。
持てる者と持たざる者の格差がいまいろんなところで問題になっているけど、はからざるもイスタンブールでキビシイ現実を垣間見たって感じ。
まだ日本なんて可愛いもんかもしれない。
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