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2012年6月20日 (水)

思うこと

最近YouTubeでいろんな音楽、映像をながめるのに凝っている。
するとそのうち、ルイ・アームストロングとベルマ・ミドルトンが掛け合いで歌っている「セントルイス・ブルース」の映像を見つけてしまった。
ということは、以前にこのブログでも書いたことがあるけど、この映像はジャズの好きな人にとってお宝映像だろうから、貴重な映像をYouTubeに放出してくれた人、あるいは放送局には感謝感激ってところ。

それはべつにして、iPodを買って以来、著作権についていろいろ思うことがある。
サッチモとミドルトンの場合、とっくに著作権は切れているみたい(切れてないか)だけど、もしもこの映像の所有者が、著作権を気にして、まだ金ヅルになると判断して、この映像を放出しなかったらどうなるか。
おおげさにいうと、人類の宝というべき映像が、いつまでもお蔵入りになって、人々の目に触れないことになってしまう。
いまやネットは万能の、巨大なデータベースであって、世界中のすべての人間がありとあらゆる情報を手に入れられるそんな時代に、人間のケチなおもわくや販売部の事情で、情報を隠匿するっていうのはどんなものか。

かってウォークマンで世界を席巻したソニーが、著作権にこだわってもたもたしているうち、そんなものに義理もしがらみも感じていないアップル(スティーヴ・ジョブズ)に先を越されちゃった。
法律的に問題があっても、とにかく情報を集め、それを誰にでも開放するという強引な信念を、コンピューター先駆者であるジョブズは持っていたにちがいない。

それじゃ著作権をメシの種にしている音楽家や演奏家はたまらない。
それももっともだ。
彼らが食い扶持を稼ぐためには何かべつの方法を考え、いまはとにかく、知識や情報を狂ったように収集しているコンピューターさまの御意向にさからうべきじゃないと思う。
ジョブズは最先端のポジションにいただけに、コンピューターが成長過程にある、人間を超越した有機体であると思っていたかもしれない。

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