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2012年7月 3日 (火)

野生動物の運命

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BSの 「ワイルドライフ」 って番組が好きだ。
昨夜はこれに、アフリカの草原に棲むチーターというお気楽な動物が出てきた。
なんでお気楽かっていうと、こいつは世界でいちばん足が速いというネコ科の猛獣である。
腹がへったら、草原でおもむろにまわりをながめて、たくさんいるカモシカやヌーの中から、よし、今日はあいつを食べようと目ぼしをつける。
なんせ足の速さが世界一だ。
追いかければ逃げ切れる獲物はまずいない。
ご飯を食べるのに苦労しないのだからお気楽だ。

じっさいにはなかなかそううまくはいかないらしいけど、足が速いのは事実である。
チーターが走るすがたは、筋肉のかたまりが跳躍しているようで、じつに美しい。

そんな番組を観ながら、野生動物の運命について考える。
思索がとつぜん大きく、とてつもない方向に飛躍するのがわたしのブログの特徴だ。

アフリカの草原には肉食動物と草食動物がいる。
これ以外に雑食だとか腐肉食なんてのもたまにいるけど、大別すれば肉食と草食だ。
この両者の関係は、食うものと食われるものである。
草食動物の運命は決まっていて、動物園に入るとか、人生をはかなんで自殺でもしないかぎり、いつかかならず肉食動物に食べられてしまう。
肉食動物はつねに足のおそい子供や年寄りの獲物を狙うから、年老いた動物はまずまちがいなく肉食動物の餌食だ。
アフリカの草原にあまりよぼよぼのカモシカはいないのは、これが原因である。

それじゃあ肉食動物はお気楽かっていうと、こちらの末路も悲惨だ。
世界一俊足のチーターだっていつか歳をとる。
年寄りになれば足がへなへなになり、とても俊敏なカモシカなんか捉まえることはできない。
野生動物には年金もなければ介護ホームもあるわけじゃないから、肉食動物は最後にかならず飢え死にするのである。

どっちがいいかっていう問題じゃないけど、人間の世界で政治に文句をぶうたれているアナタも、野生動物のこういうキビシイ現実にたまには目を向けてみるべきだろう。
人間に生まれたありがたさをしみじみと感じるのではないか。
添付した画像はネットでみつけた晩メシの群れだ。

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