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2012年7月19日 (木)

新聞記事

今日の新聞を読むと、維新の会の橋下クンに愛人がいたとか、つぎの選挙で松山千春が鳩山由紀夫を落選させるんじゃないかなどと、楽しそうなニュースがならんでいる。
もっともこれは週刊文春と新潮の広告の見出しだから、朝日新聞で責任をもつニュースと思われちゃ困る。
この両週刊誌は、なにか特別に気になる記事があった場合だけ買って読むけど、たいてい広告だけで間に合ってしまうので、広告が載る日が楽しみである。

肝心の朝日新聞には社会面の大きな記事として、虐待が疑われる親から児童相談所が子供を一時保護したことについて、虐待なんかしていないのに子供とはなればなれにさせられたと両親が文句をいっている。
新聞にはこの親と子供が仲良くしている写真が載っているけど、さてどんなものだろう。

文句をいいたい気持ちはわかるけど、この子供にやけど跡があったことは事実で、ほかにも虐待を思わせる事実がいくつかあったそうである。
世間にはまわりがまごまごしているあいだに虐待されて死んでしまった子供も多いのだから、児童相談所に行き過ぎがあったとは思えない。
そんなことより虐待と間違えられるようなお粗末な子育てをしていた両親が反省すべきだろう。

もう思い出したくもありませんといっていながら、一方でこの親は児童相談所を相手どって民事裁判を起こすそうである。
なんで裁判なんかやる必要があるのか。
児童相談所の立場を理解し、でもわたしたちみたいな例もありますからねと、やんわり改善を求めればいいだけではないか。
虐待で命を落とす子供はじっさいにいるのだから、この問題については多少行き過ぎるくらいでちょうどいい。
子供と仲良くしている写真なんぞ、あとから撮ろうと思えばいくらでも撮れるのだ。
どうもこの両親については、うさんくさいものを感じてしまう。

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