ハワイ/チップ
チップというおそろしいものもある。
外国では最初からそれをアテにして、労働者の給料を低くおさえている国があって、もちろんわたしもそのくらいは知っている。
日本のように、そんなものをアテにしていない国もたくさんあるけど。
ハワイはチップが必要な国である。
そこでいろいろ調べてみた。
タクシーやレストランでは、料金の15%ぐらいが相場だそうだけど、はたしてタクシーに乗ったり正式のレストランで食事をする機会があるかどうか。
団体行動のさいは、チップの問題はみんな幹事ひとりに負わせてしまうからどうでもいい。
ほかにチップの必要な場合というと、どんな状況が考えられるか。
ハワイに着く。 ホテルまで移動する。
このあたりは団体行動なので、かりにチップが必要な場合があっても、ケチというそしりはぜんぶ幹事におっかぶせ。
ホテルに着いて部屋に入る。
団体行動だから荷物はめいめいが勝手に部屋に運ぶことになるだろう。
予想をうらぎってボーイが運んでくれたらどうするか。
この場合は1ドル(80円ぐらい)が相場だそうだ。
ハワイに着いたばかりでドルの持ち合わせがなかったら、日本の百円玉でも代用できるんじゃないか。
お釣りはもらえそうにないけど、翌日のベッド・メイクも百円玉でOKだろう。
なにしろハワイでは日本語が準公用語なのだ。
ウソだと思う人がいるかもしれないけど、先日ハワイを扱ったBSの 「世界ふれあい街歩き」 を観ていたら、港の岸壁に設置された魚のエサの販売機が出てきて、それに英語と日本語 “だけ” が表記されていた。
こんな調子だから、ハワイで強盗にあったら、日本円でもカンベンしてくれるのではないか。
ひとりでぶらぶらしているときは、可能なかぎりチップの必要そうなところへは近づかないことである。
もともとわたしは高級レストランで食事するような趣味は持ってないので、腹がへったらマクドナルドですませればよい。
そう書いてからふと思ったけど、でもマグロも食べたいな。
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