また「戦争と平和」
BSでロシア版 「戦争と平和」 が放映されている。
以前にも放映されてばっちり録画しちゃったからもういいけど、今年はナポレオンのロシア侵攻200年記念の年だそうだ。
ロシアでは2700人が参加してポロジノの会戦を再現したそうだ。
「戦争と平和」 はトルストイ原作の長編小説である。
読書好きのわたしのことだから、とうぜん読んでいる。
いや、読もうとしたことがある。
ややこしいロシア人の名前がぞろぞろ出てくるので、しまいにわけがわからくなって、3回ぐらい挫折して、完全に読み通すことはいちどもできなかった。
それでもストーリーを知っているのは、ロシア (かってのソ連) が、国家の威信をかけて原作に忠実に映画化した上記の作品を観たからだ。
映画館ではじめてこの映画を観たときは身もだえするくらい感動した。
なにしろ米国のインディアン西部劇を500本たばにしたようなスケールだ。
その後トシ相応に冷静になったのか、テレビで放映したものを録画して、繰り返し観て、おかげで当初の感動がうすれ、やっとツキモノが落ちた。
当時のソ連は教条主義の国で、監督もなかなか思い通りの映画は作れなかったようだ。
若いころのわたしは素直に感動するヒトだったからなあ。
素直に感動しなくなったいまでも、ロシアには行ってみたい。
また今年の冬に挑戦してみるか。
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