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2012年10月

2012年10月31日 (水)

???

「原発とメディア」という記事を書いたら、たちまちトラックバックがついた。
いったい原発となんの関係があるのか、トラックバック先は、苺みるくというAV女優さんが自殺したってブログである。
原発事故を苦にして自殺したのなら話もわかるけど、そうでもなさそう。
毒にも薬にもならないブログみたいだから、削除しないでほうっておくけど、こういう意味不明なブログとかかわりを持たないことが、ウイルス感染を防ぐコツだ。
くれぐれも深く追求しないように。

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原発とメディア

夕刊に 「原発とメディア」 という小さなシリーズがあって、今日のそれに 「銀河鉄道999」 のマンガ家の松本零士さんが取り上げられていた。
現存するマンガ家のなかでわたしのもっとも尊敬するマンガ家で、マンガ家をこころざしていたころ、よくその絵をなぞったことのある人である。
このシリーズで読むかぎり、この人の原発に対する考えはわたしとほとんど同じだ。

かってはほとんどの人がその危険性に気がつかず、原発が生み出す幸福を享受していたくせに、事故が起きてから、それを賛辞していたと個人を責めるのは、人道にもとるとまではいわないけど、はてさて、どんなものか。

松本零士さんがこのシリーズに取り上げられたのは、彼は電力会社の求めに応じて、原発をリポートする漫画を描いたことがあるということから。
ただ、彼はリポートの終わりに、「自分は専門家ではないので、原発の是非については判断できない」 というセリフを入れている。
それでも本人にいわせると、敗戦後の飢えや停電の記憶から、つぎのエネルギーが開発されるまでは、原発は必要という考えだそうだ。
起きてしまった原発事故については、安全面が脆弱であったことに愕然としたという。

そして最後につぶやく。
「私は悪者というわけですな」

わたしもこの人とほとんど同じ考えだから、わたしもひとつつぶやくか。
「わたしも悪者というわけかい」

SF作家というものは、近い未来ではなく、数百年後、数千年後のことまで考えているものだ。
遠い銀河への旅や、過去と未来を行き来するのに、いったいどんなエネルギーが考えられるのか。
わたしは原子力 (核分裂か核融合かわからないけど) というものが、そのころには安全でかんたんにコントロールできるものになっているほうに賭けるけど。

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2012年10月30日 (火)

怪しいコメント

わたしのブログにわけのわからんコメントがついた。
全文英語で、コメンターも欧米人らしいけど、翻訳してみると、わたしのブログになにやら違反があるといってるようでもある。
違反があるとしたら、たまにネットで公開されている画像を、こっちのブログに転載するくらいしか思い当らない。
転載したってそれで1円でも儲けているわけじゃなし、転載されて困るなら、そんなもんネットに公開すんなと開き直ってしまう。

とりあえずコメントはなにかの間違いであると思われる。
世間には悪質なウイルスも出まわっている時節だから、あまり追求しないほうがいいと思う。

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2012年10月29日 (月)

ロシア学

つぎはロシアに行こうとノーテンキに考えて、図書館でロシア関係の本を探してみた。
むずかしい政治や経済の話はお呼びじゃないので、紀行記や体験談にかぎってみたら、駅前の武蔵野プレイスには3冊の本があることがわかった (文庫本はのぞく)。
そのうちの亀山哲郎さんという、この人は職業カメラマンだそうだけど、この人の 「やってくれるね、ロシア人!」 という本を読んでみたら、彼はソ連時代には外国の報道記者がいっさい立ち入ることが許されてなかった、北極圏のソロヴェツキー諸島というところへ、ひとりで旅をしている。
そんなことが可能か?

わたしの知っているかぎり、ロシアはきわめてしきいの高い国で、個人で旅行をする場合、出発まえから宿泊先のホテル、移動手段、移動した先のホテルなどをすべて決めておかないとビザがおりないそうだ。
これではとても自由旅行なんかできそうもない。
ところが亀山さんはバスもタクシーもないロシアの辺境というべき土地で、宿屋の自転車を借りて村はずれの教会の撮影に出かけたりしている。
いろいろ問題はあるけど、これはほとんど自由旅行といってさしつかえない。

どうやらしきいは高いものの、それさえ乗り越えてしまえば、現代のロシアはけっして個人の旅行者を拒絶しているわけではないようだ。
つまりロシアの旅行会社インツーリストを通して、前述の手配さえきちんとすませてしまえば、あちらこちらを徘徊するのはそれほどむずかしくないらしい。

うむ、光明が見えてきたといいたいところだけど、問題は、亀山さんのほうはロシア語がいくらかわかり、英語もできるらしいのに、わたしはロシア語がさっぱり、英語も中学生レベルというところ。
この本はなかなかおもしろいけど、わたしみたいな凡人のために、もうすこしインツーリストとの手配の手順を詳しく書いてほしかった。
もっとも現在のわたしは、体力も根性も枯渇しつつあるから、手順がわかっても即実行ってわけにはいかないと思うけど。

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2012年10月27日 (土)

慎太郎クンとメンツ

のんきにハワイにかまけているあいだにも、世間の風はいよいよ冷たくなっているようである。

昨夜、テレビをつけたら、若いころの椎名誠みたいな、ちょっとカッコいい若者が画面に出ていた。
ホームレスなんだそうだ。
やらせかなと思ったけど、NHKのドキュメントだからそうじゃあるまい。
見たところ体もがっしりしてるし、これなら土方、いや、土木作業員でもなんでもできるんじゃないか、ようは勤労精神の欠如じゃないかと思ったけど、現在は土木作業員だって仕事にあぶれる時代だそうだ。
これではどうにもならない。

そんなおりもおり、帝国軍人の亡霊みたいな慎太郎クンが新党結成だそうだ。
ナショナリズムやメンツにこだわるのもいいけど、彼のひとことで日本の輸出産業が左まえになり、どれだけ若者の雇用がふっ飛んだのか、ちっとは考えてもらいたいもんだねえ。
今朝の新聞を読んだら、中国について、やっかいな国だよなんて人ごとみたいな言い方をしてたけど、すぐとなりの新興大国について政治家の発言じゃあないね。
そもそも彼の発言を聞いていると、こと中国に関しては、常識さを欠いた蔑視のようなものが感じられる。
こういう政治家によその国との交渉がまかせられるんだろうか。
いまは侵略の時代じゃあなく、世界中のすべての国がなんらかのかたちで他国によっかかっている協調の時代じゃないのかねえ。

今日の夜はNHKで 「メイドインジャパン」 のなんとかという番組。
優秀な技術を誇る日本の電気メーカーが、どうして韓国のメーカーに敗れたのかだって。
原因は技術におぼれたソニーやシャープが、メンツを気にしないサムスンやLGに遅れをとったってことらしい。
似たような話じゃないか。
慎太郎クンの大言壮語的な考え方は、まるっきりデジタル時代にそぐわないアナログ、というよりもアナクロ (時代錯誤) としか思えないぞ。

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2012年10月26日 (金)

ハワイ/ワイキキ海岸

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あ、もう書くことがない。
ハワイでいろんなことを体験したけど、月並みなことばかりで、ブログに書いても誰も読んでくれそうにない。
勝手にしろってわけで、残りはワイキキビーチの写真特集だ。

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わたしはイスラムの国が好きで、中国の西域だとかトルコなんかへよく出かけたものだけど、そんな国の女の子が見たら、ハレンチってことで失神しかねない写真もあります。

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2012年10月25日 (木)

ハワイ/バースト

忘れていたけど、ハワイから帰国しましたという報告の中で、あわやという場面に遭遇したと書いたことがある。
まかり間違えばわたしら全員が死傷していたことはホントである。

到着した翌日に島内観光があったこと、そしてポリネシアン・カルチャーセンターというつまらないところへ連れていかれた、そのおりのこと。
フォードの中型バンに20人ぐらいで乗り込んで、高速道路を走っていたときのことである。

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ある場所でとつぜん車体の下からバタバタと激しい音がした。
てっきりパンクだと思ったけど、そのわりには車は平穏に路肩に停止した。
なんだなんだと大騒ぎになり、見ると後部のタイヤハウスのあたりの床に穴があいて、車内にまでタイヤの破片が飛び散っている。
車からおりてみると、ダブルタイヤになっている左後輪の内側タイヤが完全にバーストして、タイヤの表皮がめくれてしまっていた。
あぶないところだった。
後輪がダブルでなかったら、ハンドルをとられて、車が横転していてもおかしくない状況だ。
ベルトをしてなかったから、わたしが車の外に放り出されていても不思議じゃなかった。

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ハワイを愛する人たちを幻滅させる気はないから、これはほんとうに、めったにない事故だったと思うけど、またしてもわたしは自分の幸運について考える。
この旅だけじゃない。
わたしの人生は、すくなくともその後半は、まあまあの幸運につきまとわれているのだ。
怠惰このうえないくせに、なんとかその日を無事に暮らせるていどの幸運に。
そのうち天罰が当たりそう。
しかし人の人生を決める神さまが、その人生に対して罰を与えるってのは矛盾してると思うから、けっきょく将来がどうなるのかさっぱりわからない。
残りの人生、あしたはあしたの風が吹くって生き方しかないみたい。

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2012年10月24日 (水)

ハワイ/ロコモコ

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外国の食事については、わたしには発言する権利がぜんぜんないということは、このブログで何度も力説している。
ガイドブックにはハワイの旨いものについてたくさんのページが費やされているけど、わたしが自由時間にハワイで食べたのは、マグロ丼、親子丼、ワンタンメンぐらいのもの。
いずれもハワイまで行かなくても、うちの近所の食堂でも食えそうなものばかりだ。
わたしと行動をともにしていたO君は、ある店でロコモコなるモノを食べていたけど、わたしにはまったく美味しそうに見えなかった。

考えてみると、外国でマグロ丼や親子丼が食えるということは、それもハワイの素晴らしさかもしれない。
和食党・偏食主義者のわたしは、食事については冒険をしたいと思わないから、それはとってもありがたいことである。
しかしありきたりの日本食を食べても、やはり文化の差は感じるものだ。
ハワイで食べた親子丼は、ゆうに日本のそれの2倍はあった。
なるほど、ハワイアンが太るはずだよ。

ハワイが人気のある理由は、快適な気象や環境はもとより、日本と同じ水準の文化的な生活が維持できて、なおかつ日本では体験できない非日常的な空間もかねそなえている点なんだろう。
わたしみたいな好奇心にかられた人間にはちともの足りない部分もあるけど、それでもホテルでのんびり寝てすごすには、ハワイは幸せなところであることを認めないわけにはいかない。
親子丼を半分残しながら、またいろんなことを考えてしまった。

写真はO君が食べたロコモコで、ネットにはおおげさなレシピも載っているけど、インスタントカレーに目玉焼きを乗っけただけじゃん。
こんなものは日本でも、わたしのアパートの台所でいつでも作れるぞ。

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2012年10月23日 (火)

恐怖の報酬

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ひさしぶりに 「恐怖の報酬」 を観ている。
いまBSで放映されているもんで。

ちょっとタイトルの意味がわかりにくいけど、これはもらっても使い切れないような莫大な、あるいはもらうと祟りがあるようなコワイ報酬という意味ではなく、恐怖に対する報酬という意味で、この映画では石油火災を消火するために危険なニトログリセリンを運ぶ男たちへの報酬ということである。
CGやドンパチがなくてもスリルに満ちた映画は作れるという見本みたいな映画だけど、いまどきの若者はこんな映画があったということも知らないのではないか。
手に汗にぎるとはこういうことだから、スマホに熱中するヒマがあったら一見してみることだ。

ついでにいっておくけど、この映画のハイライトはもちろん、ニトロを運送中の危機管理ってところだけど、その手前の、主人公たちが中南米のどこかの国で、にっちもさっちもいかなくてうごめいている、そのあたりの人間描写が文学的でおもしろい。
こうした背景説明に手抜きをしていないところが傑作たる所以なのだ。
昭和は遠くなりにけりと、古い映画青年はつぶやいてしまう。

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ハワイ/サンセットクルーズ

今回のツアーには 「サンセット・クルーズ」 というものが組み込まれていた。
最近は海外ツアーでもクルーズ、つまり船に乗って観光するというのが大流行りなので、すなおじゃないわたしは、なんだ、そんなもの、アホらしいと、なんの根拠もなしに思っていた。
それでも好奇心にかられて参加してみたら、これはなかなか楽しいものだった。

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バスに乗ってアロハ・タワーというところまで行く。
岸壁にきたない帆船が係留されていた。
安いツアーだからあの船かと思ったら、そのとなりの、白い豪華な客船だった。
スター・オブ・ホノルル。
グーグルの衛星写真にもちゃんと写っている。
もちろんわたしたちの貸切じゃなくて、よそのホテルの、べつのツアー客もごたまぜである。
港にクルーズ参加者を乗せてきた観光バスがぞろぞろ集まっていて、ハワイ中の観光客が集まったような感じだった。

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乗船するとそのまま大広間のテーブルに案内され、ただちに飲み物、料理の類が運ばれる。
なんかセレブの気分になっちゃって、トロピカルドリンクなんぞでカンパーイなんてやっているうち、船はゆっくりと動き出していた。

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そのうちにも、山海の珍味というとオーバーだけど、料理がつぎつぎと運ばれ、ズワイガニなんか山盛りだ。
黒人ブルース歌手みたいな、太ったギタリストが2時間演奏をしっぱなしで、その合間につぎからつぎへと美女や筋肉マンのショーがある。
これでは退屈しない。
にぎやかなところがキライで、どうしても退屈したい向きには、上甲板にあがって、ひとり静かに夕陽やワイキキの夜景をながめるという手もある。

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そのあいだにもパーティのほうはいよいよ佳境だ。
しまいには乗客全員がムカデのようにつながって、歌い踊りだすという塩梅で、いや、退廃と狂乱の一夜というところ。
写真の中の「わーい えむしーえー」というロゴは、ヒットしたディスコ・ミュージックのタイトルだよな。

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さすがに観光立国、ハワイの観光省は客を楽しませるすべをこころえている。
でもパーティを楽しみ、人生を謳歌するってことにかけては、やはりひっこみ思案の日本人は欧米人にかなわない。
O君はすみっこで小さくなっていたけど、そんなことはもうどうでもエエ。
すなおでない人も一見の価値アリですよ、サンセット・クルーズは。
わたしもだんだん凡人になってしまうなあ。

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2012年10月22日 (月)

ハワイ/潜水艇

仲間のうちの何人かが、ハワイの射撃場で拳銃をぶっ放しているあいだ、平和主義者のわたしとO君は、潜水艇体験というオプションに参加した。
これはおもりをつけたりタンクを背負ったりしなくても、潜水艇でお手軽に海中散歩ができるというもので、わたしは沖縄でも似たような船に乗ったことがある。
沖縄の場合は、船の船底部分だけが海面下にあるものだったけど、ハワイのものは完全に海にもぐる本格的な潜水艇だ。
家族連れやお子さま向けのオプションだけど、わたしはこういうものが大好きだし、ハワイで自発的に申し込んだオプションは、これとシュノーケリングだけなので、やっぱり書いておこうと思う。

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潜水艇体験の参加者はバスでヒルトンホテルのまえのビーチに運ばれる。
ついでにいうと、このあたりのビーチはとっても美しい。
ひろびろとした白い砂の浜辺が広がっていて、ヤシの配置も計算されつくしたという感じで、ワイキキではいちばん美しい浜かもしれない。
ワイキキのビーチの砂はよそから運んできたものだという説も聞いたことがあるけど、なんだ、そうなのかとガッカリしたりすると、あ、どんどん話がついでのほうへ行ってしまう。
そんな砂浜でジャグリング (お手玉) をしている黒人の若者がいた。

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潜水艇は本格的なものだから、浅いビーチの桟橋に横づけすることはできない。
連絡船に乗り込んで、沖あいで乗り換えるのである。
客はけっこう多い。
潜水艇は大きいのと小さいのの2種類あって、わたしたちは小さいほう、料金の安いほうに乗った。

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丸いハッチから梯子段を踏んで乗り込むと、そこはまさにSFの世界。
操縦席なんかもろ「2001年宇宙の旅」のまんま。

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予想したほど魚の数は多くなかったけど、海底には人工漁礁や沈没船があって、潜水艇はそのわきをかすめてゆく。
潜水艇が潜る深さはせいぜい30メートルで、これはふつうのダイバーが潜れる深さだから、じっさいに沈船のあたりで潜水中のダイバーに出会った。
沈没船の甲板にはウミガメがいた。
ぜんぜん動かないから、あれは潜水艇のサービスのために置いてあるハリボテじゃないかと、わたしも疑りぶかい。
最後の写真はロウニンアジ。 アジといっても、成長すると1メートル以上になる魚だ。

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2012年10月21日 (日)

飛行場祭り

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おもてがやけに騒々しいのは、調布飛行場祭りがあったせい。
うちから飛行場までは、サンダルをつっかけて、徒歩6、7分である。
すねた独り者のワタシみたいな人間には、これほどおもしろくない祭りはないけれど、いちおうそういうことがありましたと、今日は日記ふうにつづってみる。
終わり。

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ハワイ/ドードー

国際線の飛行機の中ではたくさんの映画が観られるけど、ハワイまでの飛行機の中では、わたしはずっと 「海賊船長 (仮題) 」 というCGアニメを観ていた。
いいトシこいてアニメかいといわれそうだけど、わたしは宮崎アニメのようなものは好きではない。
しかし芸術的なアニメはきらいではないし、CGの技術にも関心があって、CGアニメのファンなのである。

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余計なことはさておき、この 「海賊船長」 の中に、ダーウィンやビクトリア英女王とならんで、ドードーという鳥が主要なわき役として登場する。
ここにあげた画像がドードーの想像図だ。
ドードーは、天敵がおらず、餌の豊富な南海の孤島でのんきな生活を続けているうちに、太りすぎて飛べなくなってしまい、大航海時代に船乗りの絶好の食物だってことで乱獲され、たちまち絶滅してしまった鳥である。
くわしい研究がされるまえにいなくなってしまった鳥なので、写真は残ってないのである。

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ところでハワイには日本のドバトよりふたまわりぐらい小さなハトがたくさんいる。
バードウォッチャーがハワイでいちばんよく見かけるのはこの鳥かもしれない。
これを見ていて、たちまち 「海賊船長」 とドードーのことを思い出した。

七面鳥みたいな不格好なドードーは、じつはハトと近縁の鳥なんだそうだ。
このことは博物学の好きな人にとってよく知られた事実なので、ハワイのハトを見ているうち、つい短期間のうちに絶滅したドードーの悲劇について考えてしまった。
ハワイのハトが絶滅しなかったのは、やせっぽちで見るからに美味しくなさそうってわけじゃなく、彼らが飛べなくなるほど肥満しなかったからだろう。
ドードーの運命から推察できることは、肥満は進化ではなく、退化なんだよってコト。
アメリカ人は長期的にみて、退化している人種だ。
せめてコーラの量を半分にしなくちゃ。

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オアフ島をぐるっと周遊すると、場所によってはけわしい山の頂きに雲がかかっているのを見ることがある。
なんとなく同じポリネシアのタヒチを連想してしまう。
オアフ島だけではなく、他のハワイ諸島にまで範囲をひろげれば、まだまだハワイには人間が立ち入ったことのない山がたくさんあるんじゃないか。
日本の沖縄でさえ、1981年に新種で、しかも大型の野鳥 (ヤンバルクイナ) が発見されているくらいだから、ハワイの奥地にもまだ未発見の動物が棲息している可能性がある。
それがティラノザウルスとまでは期待しないけど、そう考えるとつまらないハワイもいよいよ楽しくなるゾ。

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2012年10月20日 (土)

ハワイ/ダイヤモンドヘッド登山

スクーターにO君と2人乗りして、ダイヤモンドヘッドを右手に見ながら走る。
ダイヤモンドヘッドは円形のクレーターなので、その内側に行くためにはどこかに山越えの道路があるはずたと思っていたけど、そんなものは見当たらず、そのうち海の見える場所に出てしまった。
これではダイヤモンドヘッドを半周してしまったことになり、行き過ぎである。

O君がとちゅうに看板が出ていたぜという。
引き返して、看板の標識どおりにいくと、トンネルがあった。
ダイヤモンドヘッドは、山越えではなく、トンネルをくぐって内側へ入っていくのだった。

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駐車場にバイクを止めてながめると、頂上は指呼の間で、あれなら30分か40分で登れるなと思う。
ただO君は青白きインテリで、登山なんかしたことがない。
ううむとぐずるO君をだまくらかして、そろりそろりと山頂をめざした。

この季節のダイヤモンドヘッドは秋景色で、あまりおもしろくなかった。
クレーターの内側は草原になっていて、草木や野鳥の類は多いから、新緑の季節ならとても楽しい登山になると思われる。

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この登山コースは、ガイドブックなどには運動靴が必要だなんて書いてあるけど、大半がゆるやかな登り道で、若者や子供たちはビーチサンダルのまま平気で登っている。
ただ駐車場をすぎると、そのあとどこにも売店がないから、水のペットボトルくらいは持っていかないと、とちゅうで日干しになる。
山頂ちかくに急な階段やトンネルがあるけど、日常的に散歩をしている人ならなにも問題はないだろう。

問題があったのはふだん散歩もしてないO君だ。
彼はさだまさし似のイイ男なんだけど、汗びっしょりになり、ロボットみたいな歩き方で、痛風が出ないかと心配しながら、それでもとうとう山頂まで登りきってしまった。

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ダイヤモンドヘッドの山頂はせまい。
ここはかって軍の施設だったそうで、コンクリートで固めた見張り所がある。
太平洋戦争のしょっぱなの、日本軍機による真珠湾攻撃の一番機を発見したのは、この見張り所だったかもしれないなんて妄想してしまう。
ここからのワイキキの遠望の素晴らしさはいわずもがな、眼下に灯台と、その前面にひろがった美しいサンゴ礁の海が見えた。

写真は上から、クレーター内の草原に立つO君。
2番目は、くねくねと山腹にそった登山道。
3番目は、くねくねをビーチサンダルで登る若い娘たち。
4番目は、山頂ちかくの急な階段だ。
5番目から8番目までは、山頂にて。
日本ならすぐにロープウエイやエスカレーター、エレベーターを作るところだけど、あちらの人はそういうことに無関心だ。

下山しながら、のどが乾いたなとO君。
ジュースの自動販売機が駐車場にあったよとわたし。
屋外に自動販売機を置いておけばすぐに強盗に持っていかれる米国では、自販機はめったに見かけないけど、ダイヤモンドヘッドの駐車場のトイレのわきに設置してあった。
もっとも、お金を入れてもなにも出てこなかった。

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2012年10月19日 (金)

ハワイ/レンタルバイク

わたしとO君が別行動をとっているあいだに、他のメンバーはダイヤモンドヘッドを見てきたそうである。
あんまり山登りに縁のない人たちだったので、下から見てびびっちゃって、けっきょく山頂まで行かなかったそうだ。

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やっぱりダイヤモンドヘッドは見ておかなちゃまずいだろうな。
というわたしの意見で、O君と2人だけであとから行ってみることにした。
ダイヤモンドヘッドへ行くのは無料のトロリーバスを利用する方法もあるけど、ブログのネタにするつもりで、レンタルバイクを借りることにした。

ハワイでは日本の中型免許でハーレーに乗ってもかまわないそうである。
あこがれのハーレー、わたしの世代じゃイージー・ライダーだな。
むふふと思ったけど、そんなものを借りて、年寄りの冷や水、倒して、起こすときギックリ腰にでもなったら困る。
あるバイク屋に中型クラスのバイクを見つけて、これを借りることにした。

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ところがこれがとんだポンコツで、エンストするとなかなかギヤが抜けない。
なんせわたしがバイクに乗るのは30年ぶりだ。
踏んだあと跳ね上げるというギヤの順番さえ忘れていた。
店の親父がみかねて、こっちにしたらどうだという。
大きめのスクーターである。
スクーターじゃプライドが許さないと思ったけど、ま、バイクに乗るだけが目的じゃないもんなと無理に納得して、O君をうしろに乗せ、ミニバイクの暴走族ふう若い娘みたいに元気よく出発した。

カーブを曲がると、O君がうしろから 右! 右!と叫ぶ。
そうだった。 ここはハワイだ。 右側通行だったっけ。

ネットで検索するとハワイのレンタルバイク屋は2つか3つしかひっかからないけど、じっさいに現地に行くとたくさんある。
バイクを借りるとき、クレジットカードで支払った。
借り賃は52ドルで、保証金が200ドル以上。
あとでバイクはちゃんと返したけど、カードで払った保証金はどうやって返してくれるのだろう。
あちらはカード先進国だから問題はないだろうけど、なんか不安である。

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2012年10月18日 (木)

ハワイ/シュノーケリング

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わたしのカメラの威力も写真で語らせる。
もちろん本格的な水中カメラにはおよぶべきもないけど、お遊びとしてはこれだけ撮れりゃ十分というところ。
透明度のすばらしさがよくわかる。

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金魚のウンコみたいにわたしにくっついているO君もシュノーケリングに参加した。
気のドクなことに彼は強度の乱視なので、しかも今回はコンタクトレンズを忘れたそうで、水中メガネだけではなにも見えないのである。

そんなO君が、彼も防水カメラを持って海面でチャポチャポやっていたら、ヨットのクルーが寄ってきて、大きなトビエイがいるぞと教えてくれたそうだ。
トビエイというのはエイのグループのひとつで、ダイバーたちのあこがれのマンタもこの仲間である。
そんな貴重な魚がいるといわれたって見えないんだからどうしようもない。
おたおたしていると、クルーが彼のカメラをひったくって、代わりに写真を撮ってきてくれたそうだ。

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最後の2枚がそのトビエイ。
わたしはほかの魚を追っかけていて、ぜんぜん気がつかなかった。

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2012年10月17日 (水)

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ワイキキから車で40分ほど移動して、ヨットが出港したのはコリナという風光明媚なリゾート地。
ヨットのクルーは、艇長と艇員の4人で、中には日本語で冗談ばかりいってる陽気なアメリカ人、母親が日本人というイケメンの若者などがいた。
ツアー参加者は欧米人を含めて20人ぐらいである。
日本の女性は歳をとると水着になりたがらないけど、あちらの人はおばあさんでも平気でビキニで泳ぐぞ。

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ハワイ/カタマラン

今回のハワイ旅行では、わざわざ水中カメラ (じっさいは15メートル防水) を持ち込んだので、その成果も報告しなければならない。

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ハワイではオプション・ツアーとしてシュノーケリングをすることにした。
「イルカといっしょに泳ぐツアー」 なんてのもおもしろそうだったけど、イルカは海のまん中にいるので、イルカ以外はなにも見えないんじゃないか。
その点 「きれいな海でシュノーケル」 というツアーなら、たぶんサンゴ礁の海で泳ぐのだろうから、いろんな魚が見られそうである。
しかもシュノーケルのほうはカタマラン、ということは双胴のヨットで目的地まで行くという。
これはおもしろそう。

というわけでヨットで海に出ることにした。
その気持ちのよさは写真に語ってもらうことにする。

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2012年10月16日 (火)

ぐったり

いや、疲れた。
登山におつきあいして、岐阜や石川の県境にある白山まで行ってきたんだけど、この行程は1泊2日ではキツイ。
夜は酒を呑んで騒ぎ、ついでに白川郷や郡上八幡や飛騨高山の見物までしてきたんで、ますますキツイ。
若いころなら東京から島根までひとりで車を走らせたことがあるんだぞって威張ってみても、やはりキツイ。
うまくくどきおとされたわたしがいけないけど、帰宅してぐったり。

それでも、せっかくだから写真だけは載せておきましょ。

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いちばん上から、白山の登山口にある白水湖畔ロッジの受付サン。
2番目は白水湖という名前のダム湖のほとりの、頭花が大きすぎてうなだれたアザミの仲間。
3番目は登山口からすこし登ったあたりの秋景色。
じつはわたしはこのあたりで引き返してしまったんだけど、本物の紅葉にはまだすこし早かったみたい。

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4番目は白川郷の古風な民家だけど、ここはやっぱり冬の雪景色が見たいところ。
5番目は、郡上八幡の市内を流れる川で、夏にはこの橋の上から子供たちが肝だめしの飛び込みをするそうだ。 クワバラクワバラ。
6番目は、いつも人々で混雑している飛騨高山市。

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2012年10月13日 (土)

ハワイ/カルチャーセンター

やめたはずのハワイ紀行記です。
いくつか他人の参考になりそうな体験がありますんで、それだけは書いておこうと、ま、そういうわけです。

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今回の旅でいちばんうんざりしたのは、到着した翌日にセットされていた 「ポリネシアン・カルチャー・センター」 というところの見学。
これは、ようするにポリネシアの文化や伝統を紹介するテーマパークで、これほどつまらないものもない。
つまらないから近くの海岸に出かけてダボハゼの写真でも撮っていようかと考えたけど、いったん入ったら出られないアルカトラス刑務所みたいなところだった。
いちばん上の写真が刑務所の入口。

この施設はすぐとなりのモルモン教大学が運営してるってことだけど、わたしが大の宗教ギライだってことを知らんのか (ディズニーランドもキライ)。
わたしはタバコをやらないベジタリアンもどきの人間だけど、それはけっしてモルモン教の主旨に賛同しているわけじゃないんだぞ。

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ここに到着したのが午後の2時半ごろで、それから夕食をはさんでえんえん夜の9時まで、ぜんぜん興味のないことにお付き合いさせられた。
興味のないことを列挙すると、たとえば折り紙のバラの作り方だとか、フラダンスの即席練習だとか、太鼓の叩き方だとか、カヌーに乗って人工の川を上るとか、最後の決めは大ホールで、国産みの神話なのかハワイの王様の一代記なのか、そのへんがよくわからないダンスショーを観せられたこと。
そんなものを観るならバード・ウォッチングでもしてるほうがなんぼかマシだ。
ハワイにはめずらしい野鳥がたくさんいるのである。

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つまらなくっても腹はへる。
食堂はデラックスだけど、バイキング形式で、自分で欲しいものを勝手に取ってくるのだ。
しかもお酒はダメ! コーヒーもカフェインはダメ! なのである。
いちばん下の写真が、学食みたいなその食堂だ。

ここで働いているのはモルモン大学の学生さんたちで、いずれも不倫や素行不良に縁のなさそうな、品行方正を絵に描いたような男女ばかりで、いったいこいつら、なにを楽しみに生きてるんだと思ってしまう。
こういう教育を受けた人間が共和党の支持者になって、国民皆保険はいらないなんていいだすんだよな。

しかも帰国したあとメールがきて、アンケートをお願いしますだって。
一生懸命やってる学生さんたちをあまりいじめちゃ気のドクだから、10点満点の4ぐらいに採点しといたけど、本音は0だあ。

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2012年10月12日 (金)

ハワイ/やめた

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飛行機は成田ではなく、羽田発だった。
国際線で羽田を利用するのは初めてだけど、もちろん交通の便はこちらのほうがいい。
出発はかぎりなく夜中の0時に近いので、外国に行くのに晩飯を食ってからゆるゆると出かけたのも初めてである。
・・・・・ なんてことを書いているうちイヤになってきた。

ハワイなんて俗物の行くところである。
俗物というのは本を読まないものである。
ましてわたしの、水でうすめたような個人的紀行記なんか読むはずがない。
読ませるためにできるだけ興味をひきそうなことを書こうと思うけど、なんせ年間百数万人が押し寄せるハワイなので、そんなおもしろい体験がごろごろ転がっているはずがない。
シベリアだとかチョモランマのてっぺんだとか、テロが吹き荒れる国だとか、裸のオンナがうようよしている国でもあればいいけど、ハワイじゃわたしの体験談なんてたかが知れている。

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個人的ウサ晴らしのために書いているんでしょ、読者なんてどうでもいいんじゃんといわれてしまいそう。
しかしあまり平凡なことばかりと思うと、書く意欲がそもそも生じてこない。
ああでもないこうでもないと、とぼしい脳みそをしぼって文章をデッチ上げるのに、もう、完全にイヤ気がさした。

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そういうわけで、もうやめた。
他人の迷惑をかえりみず、ハワイの体験をはじめから終わりまでぜんぶ書いてやろうと思っていたけど、やめた。
わたしは今週の週末は山登りに行くのだ。
ハワイなんぞどうでもいいや。

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2012年10月11日 (木)

ハワイ/仲間たち

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ハワイの写真は、例によって、このブログの左にずらりと並んでいるマイフォトには載せません。
載せると 「大沢村便り」 が 「ハワイ紀行」 になっちまうもんで。

それではゆるゆると参りましょう、ハワイ。

今回の旅は某旅行会社のパックツアーだった。
参加者は30人ぐらいいて、そのうちわたしたちの仲間だけで11人という大所帯だ。
こういう旅行はつまらないという人がいるけど、わたしはもうそんなことはいわない。
おもしろくなければおもしろくしてしまえばいいだけのハナシだ。
さいわい団体で行動するのは1日とべつの日の夜だけで、あとの1日と半日は自由行動だから、やる気次第でなんとかなりそう。

わたしたちのメンバーは、夫婦で参加が3組とひとり参加が5人だ。
わたしはオブザーバーとしての参加なので、つまり今回の旅はわたしの所属する団体内の「海外旅行クラブ」 が主催なのだけど、わたしはその正規の会員ではなく、おもしろそうな目的地の場合のみ参加することにしているのだ。
で、幹事は海外旅行にいちばん積極的なN君が務めている。
彼は奥さんといっしょの参加組である

この11人がぞろぞろ連なって歩いたのでは幼稚園の遠足になってしまうから、わたしは単独行動をとるつもりでいた。
わたしは名所旧跡やフラダンスに興味がないし、奥さん連中はたいてい買い物が好きだけど、わたしは土産さえ買う気のない人間だから、どうせ他のメンバーと意見が合わないに決まっている。

ただ、メンバーの中にO君という人がいる。
彼はわたしといっしょにパソコン同好会というものに所属しているので、メンバーの中ではいちばんわたしに近い存在である。
その彼は、つねづねわたしがひとりでこっそりと美味しいものを食べるんじゃないかと疑っているヒトだから、今回もそれを疑って、どこまでもわたしにくっついてくるつもりらしい。
偏執狂的パソコン・マニアの彼は iPad を持ち込んできた。

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2012年10月10日 (水)

ハワイ/人生

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海外旅行から帰ったあとは、止めてあった新聞をまとめて読む。
これがけっこう手間のかかる仕事である。
留守にしているあいだに、総理が交代したとか革命が起きたなんてことはなかったみたいで、あいかわらずつまらない新聞だけど、そんな留守中の新聞に気になる小さな記事が。

フェイスブックで恋人の過去を知りたがる人は、正常な大人にはなれないということを、どこかの大学の研究チームがあきらかにしたそうだ。
つまり過去の思い出なんかにこだわる人は、まともな社会人として通用しないということらしい。
そんなことは、べつに大学のチームでなくってもわかりそうなものだけど、この記事を読んで、なんだかわたしのことをいわれているような気がした。

わたしも過去の思い出にひたることがしょっちゅうだ。
現実に顔をそむけてばかりいるといわれればそのとおりだ。
まともな社会人じゃないといわれれば、まさにドンピシャリだ。

だからといってこのトシで、いまさら生き方、考え方を変えることはできそうにない。
わたしの性格を、そういう人もたまにはいるさと、世間から認めてもらうしかない。
さいわいなことに、わたしは現在を楽しく生きている。
社会人としてまっとうな人生をすごし、家を建てた、子供を立派に育てあげたという人でも、晩年まで楽しく幸福に、満たされた人生を送れる人はそんなにたくさんはいまいから、わたしなんかマシなほうじゃあるまいか。

なんでこんな性格に生まれついたのかと悩むこともあった。
そんなことをいまさらぐちゃぐちゃいっても仕方がない。
悩むことがわたしに課せられた人生だったのだろうと、あきらめるしかない。
それじゃあいくらなんでも可哀そうってことで、まあ、女性にも縁がなくなったいまごろになって、ようやく運命の神さまが微笑んでくれたんだろうと、そう考えている。

というわけで、大人になりきれないわたしは、ハワイでも青春まっただなかって調子で、山にも登ったし、海でも泳いだし、目いっぱい楽しんできたのでありました。
帰国してから、あ、腰が抜けそう。

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2012年10月 8日 (月)

ハワイ/帰国しました

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帰ってきました。
つまらないハワイを、楽しく過ごすことにはまあまあ成功したみたい。
でも、参加者全員があわやという場面もあって、いやもう、そのてんまつは、ただいま写真や記録を整理中ですからね。
例によってゆるゆると参ることといたしましょう。

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2012年10月 2日 (火)

ハワイ/出発の日

さて、いよいよ出発が今夜にせまった。
ハワイはどんなところだろうか。
「常夏の楽園」、「ブルーハワイ」 なんてキャッチフレーズが頭にうかぶけど、ほんとうにそうだろうか。
わたしは防水カメラをかかえて、海中の写真を撮りたいと思っているのだけど、ほんとうにハワイの海は美しいだろうか。
こんなことを書くのは、沖縄でも似たようなフレーズに期待させられて、がっかりしたことがあるからだ。

わたしが最初に沖縄へ行ったのは30年まえのことである。
わたしはそこで信じられないくらい美しい海を見た。
あれはたしか西表島のどこかの海岸だったけど、浜辺に桟橋の廃墟が残っているだけ、付近に民家など一軒もなく、まわりの森はまったく太古のままの原生林だった。
腰の深さの砂底には、盆栽のように枝をのばした枝サンゴや、座布団のようなイソギンチャクがゆらゆらとうごめき、そのまわりにたくさんの小魚が蝶々のように群れていた。
手つかずの自然と絶句するほどの美しさ。
わたしはあんな海をもういちど見たいと、いつも念願している。

ほんの数年まえに沖縄 (本島) に行ってみたら、海は予想以上にひどかった。
海底にるいるいと横たわるのは白色化して死んだサンゴばかりで、現在の沖縄の海はわたしの期待するものとはぜんぜんちがっていた。
もちろん上から見ているかぎり海は美しい。
旅行雑誌やガイドブックも、あいかわらずそこが地上の楽園のような書き方をしている。
ウソつけ! ウソを。
と、むかしの海を知っているわたしは怒り狂ってしまう。

そんなこだわりのわたしから見て、ハワイの海はどうだろう。
なんにでもすぐに感動してしまう一般大衆がうじゃうじゃ押し寄せるところだから、あんまり期待はできないけど、がっかりするか感動するか、結果はもうすぐわかる。

というわけでして、今日から1週間ばかりブログはお休みです。

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また曼珠沙華

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野川公園内の自然観察園でいま曼珠沙華 (ヒガンバナ) がほぼ満開だ。
なにしろド派手で奇妙きてれつの代表みたいな花だから、にわかカメラマンがわさわさ。
中には本格的な一眼レフに望遠レンズ、頑丈な三脚を持ち出して、大傑作を撮るつもりの人もいる。
わたしのほうはナショナル・ジオグラフに投稿するつもりもないし、ブログやホームページに載せるだけだから、買ったばかりのコンパクト・デジカメで十分。

歳をとると本格的なカメラのフル装備はだんだん荷が重くなる。
うまいぐあいに小さなカメラの性能がどんどん上がっているので、そのへんを割り切ることさえできれば、写真撮影はますます気楽なものになりつつある。
シリアで殉職したジャーナリストの山本美香さんも、使っていたのは片手で撮影できるデジタル・ビデオカメラだった。
そうした利点をうんと活用して、わたしはお遊びとしての写真にこだわるつもり。
それにしても新しく買ったオリンパスのタフは、遊びごころを満足させてくれるカメラだ。

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2012年10月 1日 (月)

ハワイ/ダイヤモンドヘッド

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ハワイというと 「ダイヤモンドヘッド」 という山の名前が思い浮かぶ。
この名前からさらになにを思い浮かべるか。
わたしの世代ならベンチャーズだ。
エレキギターの元祖みたいなベンチャーズには、この名前の曲がある。
ギターでもってカモメの鳴き声の擬音をいれた軽快な曲だ。

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ちょっと映画に詳しい人なら、「ダイヤモンドヘッド」 というチャールトン・ヘストン主演の米国映画を思い出すかもしれない。
米国人が世界のナンバーワンだったころの、徹底的にアメリカ賛歌みたいな映画である (観てないんだけど、おそらくそうだ)。
若いころはあらゆる映画を観まくったわたしだけど、幸か不幸か、この映画はけっきょくいちども観ないできてしまった。
わたしの精神世界に影響を与える映画ではないみたいなので、痛痒はぜんぜん感じないけれど。

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音楽や映画のテーマになるくらい雄大さを感じさせる名前なので、オアフ島のまん中にどうどうとそびえる山なのかと思っていたら、地図でみると海ぎわにぽつんとそびえる小さな山だった。
泊まる予定のホテルから距離は2キロもないくらいだ。
添付した画像がネットで見つけたダイヤモンドヘッドで、月面のクレーターみたいだけど、これはそういうSF的なものではなく、ただの火山の噴火口跡だそうだ。
わたしの泊まっているホテルは2番目の写真の○印のあたり。
ホテルから500メートル歩くと、ホノルル動物園やカピオラニ公園のある広い緑地帯があって、そこからダイヤモンドヘッドは3番目の写真のように見えるはず。

一見したところでも、そんなに高い山とは思えない。
せっかくだから朝の散歩をかねてひと登りしてくるかと思ったら、登山道はぐるりと迂回していて、朝の散歩ていどじゃ登れそうにない。
ということはすでにこのブログに書いた。
そういうわけでやっぱり散歩登山はやめて、たぶん寝坊していることになるんじゃなかろうか。

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