ハワイ/レンタルバイク
わたしとO君が別行動をとっているあいだに、他のメンバーはダイヤモンドヘッドを見てきたそうである。
あんまり山登りに縁のない人たちだったので、下から見てびびっちゃって、けっきょく山頂まで行かなかったそうだ。
やっぱりダイヤモンドヘッドは見ておかなちゃまずいだろうな。
というわたしの意見で、O君と2人だけであとから行ってみることにした。
ダイヤモンドヘッドへ行くのは無料のトロリーバスを利用する方法もあるけど、ブログのネタにするつもりで、レンタルバイクを借りることにした。
ハワイでは日本の中型免許でハーレーに乗ってもかまわないそうである。
あこがれのハーレー、わたしの世代じゃイージー・ライダーだな。
むふふと思ったけど、そんなものを借りて、年寄りの冷や水、倒して、起こすときギックリ腰にでもなったら困る。
あるバイク屋に中型クラスのバイクを見つけて、これを借りることにした。
ところがこれがとんだポンコツで、エンストするとなかなかギヤが抜けない。
なんせわたしがバイクに乗るのは30年ぶりだ。
踏んだあと跳ね上げるというギヤの順番さえ忘れていた。
店の親父がみかねて、こっちにしたらどうだという。
大きめのスクーターである。
スクーターじゃプライドが許さないと思ったけど、ま、バイクに乗るだけが目的じゃないもんなと無理に納得して、O君をうしろに乗せ、ミニバイクの暴走族ふう若い娘みたいに元気よく出発した。
カーブを曲がると、O君がうしろから 右! 右!と叫ぶ。
そうだった。 ここはハワイだ。 右側通行だったっけ。
ネットで検索するとハワイのレンタルバイク屋は2つか3つしかひっかからないけど、じっさいに現地に行くとたくさんある。
バイクを借りるとき、クレジットカードで支払った。
借り賃は52ドルで、保証金が200ドル以上。
あとでバイクはちゃんと返したけど、カードで払った保証金はどうやって返してくれるのだろう。
あちらはカード先進国だから問題はないだろうけど、なんか不安である。
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