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2012年12月18日 (火)

決められる政治

選挙の結果についてがっかりしている人も、国民の1/3ぐらいはいるんじゃないかしら。
わたしの知り合いの中にも、つねに泡沫政党にばかり投票している人がいて、彼を見ていると、先日うちにやってきたカルト宗教の信者さんたちを思い出してしまう。
彼なんか失望のまっ最中だろう。

でもまあ、そう後ろ向きにばかりなる必要もないんじゃないか。
わたしのブログの過去ログを読み返してみたら、たとえば民主党が野党だった08年の3月に 「日銀総裁の不在」 という記事があって、与党の自民党の提案になんでもかんでも反対する民主党のおかげで、いつになっても日銀総裁が決まらないという記事があった。
当時の民主党はまだまだ元気なころだったから、とにかく自民党を困らせて、政権奪取につなげるという戦略だっただろう。
福田首相が短期で退陣したのも、だだっ子の民主党に手をやいたせいじゃなかったか。

政権が交代すると、立場が逆転して、こんどは自民党がなんでも反対する側だ。
3党合意なんかをみると、自民党のほうがいくらか抑制がきいていたようだけど、やっぱり可能なかぎりは反対をするのである。
鳩山でも菅でも野田にしても、可能なかぎり相手の親分の首を獲るのが権力闘争というものだ。

そうやっておたがいだだっ子ぶりを発揮していたんでは、いつになっても何も決まらず、総理もころころと変わる。
今回の選挙が、自民党の個々の政策うんぬんではなく、そんな状況にイヤ気がさした国民の民意のあらわれだとするなら、日本もまだまだ捨てたもんじゃない。

大勝した自民党の独裁を心配するむきもあるかもしれないけど、自民党というのはけっして一枚岩ではない。
内部にさまざまな意見の持ち主をかかえていて、選挙が終わったあと、早くも安倍クンと石破クンのさやあてが始まっているそうである。
日本の歴史をふりかえってみても、この国には極端な意見や独裁者を自然に排除する力が備わっているように思える。
自民党が安定政権のもとで、きっちりものごとを決められるのがよかったかどうか。
ま、ここはしばらくようす見だ。

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