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2013年1月13日 (日)

防寒対策

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ロシアに行くとなるとまた服装でなやんでしまう。
なにしろ寒い国らしいし、そんなところへ冬のまっただ中に行こうというのだから。
調べてみると、メガネのフレームで凍傷をおこしたとか、脳みそが凍って脳障害をおこしたとか、イヤなうわさがぞろぞろ。
とにかく手持ちの防寒用具をフル出動させなければならない。
さいわいわたしは登山が好きだったので、ダウンジャケットや防水のトレッキングシューズなど、いちおうの冬山装備ぐらいは持っている。
ほかにもヒートテックや、ふだんはめったに着用しないラクダのももひきの出番だ。

わたしにとっての気がかりは、カメラが凍っちゃって、うっかり素手でつかんで手のひらが凍傷をおこすこと。
そうでなくても低温はバッテリーにもよくない。
椎名誠さんの本によると、シベリアみたいな極端な寒冷の地では、潜水用の二重カプセルに入ったカメラがけっこう役に立つそうだ。
去年の夏に買った防水カメラはこの点でも有利かも。

先達の意見の中には、モスクワの寒さは北海道の釧路や網走と同じくらいで、部屋の中は暖房が効いているからTシャツでもOK、ゴキブリもいるというものもある。
とても耐えられないと思ったときは、ホテルにひきこもっていれば大丈夫のようだ。
なにしに行くんだといわれそうだけど、同じひきこもりでも日本でこもっているより新鮮味があっておもしろい。

せっかく芸術の国のロシアに出かけるのに、ダウンジャケット+登山靴の山男スタイルでは、由緒ある劇場、ホールには入れてもらえないのではないか。
うーむと考えてしまう。
そんなもの無理に観なくてもいいけど、でもやっぱり機会があるなら観てみたい。

東京で冬になるといつも着用しているコートは、いくらかフォーマルに使えそうなので、とりあえずこれで出かけ、寒さがあまりひどければダウンジャケットを持ち出すことにしよう。
靴を2足も持参する気にはなれないから、足もとだけはトレッキングシューズのままで、それじゃダメといわれたら劇場はあきらめるしかない。

わたしがほんとうに見たいものは、例によって市場だとかふつうの街並みで、名所旧跡なんぞにあまり興味がない。
今回はスケジュールにしばられない行き当たりばったりの旅なので、そのへんはどうにでもなるんじゃないか。
夏のモスクワってのはひじょうに汚い街だけど、冬は雪におおわれてしまうのでトッテモきれいだそうだ。
もう出発まで1週間になった。

写真は今年のマクロの第一弾、まだ本格的な開花にはちと早いんだけど、ロウバイ(蝋梅)。

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投稿: 水沢かな | 2013年1月13日 (日) 11時44分

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