ロシア語
ロシアで使われているのはキリル文字だ。
見たことのある人も多いだろうけど、英語圏のラテン文字に似て異なる(異なりすぎる)文字だ。
А Б В Г Д Е Ё Ж З И Й К Л М Н О
П Р С Т У Ф Х Ц Ч Ш Щ Ъ Ы Ь Э Ю Я
ロシアにあこがれているわたしのことだから、むかしすこし勉強したことがある。
すぐにわかるのは、Nをひっくり返したり、頭に点々、お尻に尻尾、円のまん中に縦棒なんて、一見すると科学記号みたいな文字があること。
すこし勉強しただけでも、英語のNがロシア語のH、PがRになることなんかがわかる。
それじゃ英語のRはどこに行ったのかと思うと、これが裏返しになっちゃってアルファベッドのおしまいにくっついている。
うん、こりゃおもしろいと勉強にも熱が入った。
イクラ丼のイクラ、インテリ、アジト、わたしの所属している団体はしょっちゅうカンパを要請してくるんだけどこのカンパ、同じ団体から課せられるノルマなど、みんなロシア語がもとになってるんだそうだ。
このくらいだけなら我慢するつもりでいたら、いろんな固有名詞にも女性名詞と男性名詞、場合によっちゃあ中性なんてオカマみたいな名詞があるということがわかった。
ロシアにはネヴァ川だとかドン川なんてあるけど、こんな川の名前にまで男、女の区別があるらしい。
このあたりで前途多難であることを察して、あきらめのいいわたしが、さっさとロシア語を放棄したのはいうまでもない。
なんとかなるだろうと、あきらめがいいと同時にわたしは、出たとこ勝負にも強いのだ。
待ってろ、ロシア。
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