アエロ
明日からロシアだと友人に連絡したら、飛行機は大丈夫なのかいと訊かれてしまった。
ここんところボーイングの787型機がトラブル続きで、世界中で飛行停止になっていることは知っていた。
うーんである。
そういえばイスタンブールに行ったときも、直前に北朝鮮がミサイルをぶっ放つなんて騒ぎがあって、おたおたしたことがある。
それでいちおう調べてみたら、アエロフロートが使っているのは主としてエアバスのほうだそうだ。
787も導入する予定があるらしいけど、それは2016年になるらしい。
アエロフロートのホームページにも、特別なお知らせは出てないから問題はないみたい。
でもネットで調べているうち、アエロフロートはいちばん安いかわり、飛行機がいちばんボロで、サービスもわるいなんて記事を見つけてしまった。
http://4travel.jp/traveler/lonelyvagrant/album/10191349/
この記事では、アエロフロートもロシアの空港もけちょんけちょんだけど、でもこれが書かれたのは07年になっていた。
わたしは2010年にトルコに行ったとき、アエロフロートに乗ったことがある。
そのときは、ちゃんと映画も観られたし、現在位置の表示もあったし、金髪のスッチーもいたしで、それほどボロだとも、待遇がわるいとも思わなかった。
ただし、帰りの飛行機が離陸するまえに、翼についた氷を高速熱湯噴射機みたいなもので落としていたのにはおどろいた。
さすがはロシアと、なんだかえらい原始的な作業をやってるようにみえたもので。
★添付した画像は当時のアエロ機内と、そこからながめたシベリアの大地。
たとえ不安な場面があったとしても、わたしはいま生きているのだから、事故にも遭わずにちゃんと帰国できたことになる。
あんまりボロ、ボロといいなさんな。
就航まもないコメットがころころ落ちたように、だいたい飛行機事故なんてものは新しい機体ほど起こりやすいんだ。
今回のトラブルでも最新バッテリーに問題があったのだそうだ。
古くてボロっちい飛行機ということは、それだけ機械の信頼性は増しているはずだなと、わたしはホッとしてしまうほうである。
落ちるもんなら落ちてみろ!
このヤケッパチ発言は次項まで続きます。
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