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2013年1月10日 (木)

八方ふさがり

汚染物質の除去作業に手抜きがあったと、新聞 (うちの朝日) が騒いでいる。
ゴモットモといいたいけど、これは八方ふさがりの見本のようである。

 ①除去した汚染物質の持ち込み先がない。
 ②どこへ持って行っても、ご当地の住人は反対する。
 ③持ち込み先がないくせに、さっさとなんとかしろと世間は騒ぐ。 新聞も書く。
 ④国としちゃあ、とりあえず業者に一任して、あとは知らんふり。
 ⑤一任された業者は、作業だけはやらなくちゃならん。

この問題については①から⑤を、ぐるぐると堂々巡りさせること。
手抜き以外にいい方法を思いついた人は、当ブログにご一報を。

こんな袋小路みたいな問題で騒ぐより、原爆の落ちた広島・長崎にも20年後にはもう人間生活がもどっていました。
史上最大の水爆実験があったアムチトカ島を探検した椎名誠サンは、いまでも元気で生きてます。
2001年のボーマン船長なんか、危険な放射線がいっぱいの宇宙空間にノーヘルで飛び出して、それでも無事でしたって、新聞はそう書くべきじゃないか。

同じ新聞に、地球温暖化で日本のサンゴは60年後に絶滅?なんて記事もあった。
日本人がそうとうに太っ腹にならないかぎり、これも原発問題とつながる八方ふさがりの見本のひとつだ。

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