ロシアの旅/計画と実行
さて、今日はどこへ行こうか。
今日もかほりクンが案内してくれるというので、トレチャコフ美術館から、画家たちのたまり場とされるアルバート通りへ行ってみようと考えた。
スケジュールを詰め込みすぎないかわり、ほんとうに観たいものにはたっぷり時間をかけるというのがわたしのポリシーで、個人旅行のメリットはそういうところにあるのである。
そういうつもりで地図をじいっとながめる。
ホテルからクレムリンまで1キロ半ぐらいで、クレムリンからトレチャコフ美術館まではせいぜい1キロ。
このくらいならわたしのいつもの散歩コースとたいして変わらない。
今日は歩くぞとと決意する。
11時にプーシキン駅でかほりクンと待ち合わせた。
ツキまくっているわたしのために、この日もモスクワはめずらしいくらいの晴天になった。
今日はトレチャコフ美術館まで歩くというとかほりクンはイヤな顔をする。
寒いだから、道がわからないだからと変な言い方で抵抗していたけど、ダイジョウブ、ダイジョウブと聞き流してさっさと歩き出した。
ロシアの女の子も歩くのがキライらしいことがよくわかった。
彼女もとんでもない人間につかまったものである。
写真はいつもかほりクンと待ち合わせをしていたプーシキン・メトロ駅の入口。
駅の近くにはカラオケ店もありました。
kapaoke というのはロシア語でカラオケのこと。
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