ロシアの旅/小さな市場A
明るくなってみんなが起きてきたので、あらためてMさん夫妻とともに買い物に出かけることにした。
近所に小さな市場があるということで、わたしはそういうものを見るのが大好きなのである。
今回の旅では出発まえにMさんから、写真を撮るときは注意してくださいといわれていた。
なにしろマフィアの仕切ることで有名なロシアの市場だから、うかつに写真なんか撮って、切ったの張ったのって騒ぎになっても困るということのようだ。
ただこのマフィアというのはエリツィン時代の話だから、いまではもうすこし安全になっているかもしれない。
いちばん上の写真が市場のようす。
マッチ箱みたいに小さな店が軒を接していて、それぞれが専門店。
こういう市場は日本以外のたいていの国にある。
かってのロシアというと物不足で、デパートに行っても何もないというのが有名だったけど、現在ではまるっきりそんなことはない。
世界はどんどん変わっているのである。
上から2番目はお茶屋さん。
日本のお茶もありますかと聞いたら、芸者の絵が描かれたお茶を出してきた。
つぎの4枚は八百屋さん。
写真の下部がにじんでいるのは、寒いところから急に暖かい場所に入ったせい。
6番目はボルシチの材料になる赤カブ。
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