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2013年3月 4日 (月)

ロシアの旅/夜の散歩

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お金の両替も無事にすんだから、安心してホテルにもどり、このあと夕方の5時すぎまでうだうだとすごしていたけど、眠れそうにもないので、夕食でも食べてこようと部屋を出た。

かほりクンとデイトするときはプーシキン駅で落ち合うのがつねだけど、わたしが泊まっているホテル・カレトニードボルの近くにはもうひとつ、このホテルにやってきたときメトロを下りた、ツヴェトノイ・ブェリヴァールという舌をかみそうな名前の駅がある。
この駅のちかくもなかなかにぎやかだから、そのへんを歩いてみることにした。

ホテルを出るとすぐ近所にわびしい灯りのついた店があった。 
こういうレストランもわるくないと思ったら、室内では若い娘が数人で針仕事をしていた。
作りかけのウエディングドレスなどが見えたから、オートクチュールらしかった。

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メトロのツヴェトノイ駅の周辺にはレストランやカフェも多い。
駅近くの歩道上に、オープンカーに乗り込もうという男性の銅像が設置されていた。
どんな意味があるのかわからない。

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とりあえずクレムリン方向だと思うけど、ぶらぶら行くとにぎやかな交差点があって、交差点ぎわの公園の塔の上にも誰かの銅像がある。
銅像は、ネフスキーからロック歌手のものまで、やたらにたくさんあるから、とくべつに関心をひいたもの以外はいちいち説明しない。
どうせわからないんだし。

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そのへんで今度は通りの反対側を歩いてもどることにした。
とちゅうにギターを看板にした店があったから、ライブハウスかもしれないと思い、ちょっと寄ってみた。
4枚目の写真がその店で、半地下になったCDや歌手のプロマイドを売る店だった。

ところがこの店にはさらに奥に部屋があって、そこがライブハウスになってた。
店の売り子に聞くと演奏は夜の8時からだという。
部屋をのぞくと演奏家たちが準備のまっ最中だったので、サンクトペテルブルクからもどったあとで行ってみようと思う。
最後の写真もその店で、右側の階段の奥がライブハウスになっている。

スーパーに顔をつっこみ、この晩はビールとおつまみのチーズ、別の売店でクリームパンを買ってもどった。
ビールの栓抜きを借りようとしたけど、フロントに誰もいない。
大きな声でレイナー!と呼ぶと、例のパンク娘が豆鉄砲をくらったハトみたいな顔であらわれた。
栓抜きを借り、わたしは今夜サンクトペテルブルクに行き、4日後に帰ってくるよといってみたけど、アハン、アハンというばかりで、わかっているのかわかってないのかあいかわらずさっぱり。

このアハンというのは Yes という意味で、べつにロシア人だけではなく、アメリカ人も電話の受け応えなんかでやっているアレだということが、その後わかってきた。

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