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2013年3月15日 (金)

ロシアの旅/ライサさんの家族

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エカテリーナの夏の離宮を見学したあと、ホテルにもどるのかと思ったら、そのままライサさんの家に連れていかれてしまった。
彼女の家は離宮から車で10分もかからない。
やはり集合住宅形式のアパートで、建物はそれほどでなくても、室内はやっぱりきれいである。
きれいどころか、家具調度品、飼われているネコ、そして小さいながらも自家用車を所有している点から推察すると、ロシアでは中流以上の家庭じゃないだろうかと思ってしまう。

旦那さんのスレイブ氏は若いころ船乗りだったそうで、日本にも行ったことがあるといい、コウベ、ヨコハマなどの地名をあげてみせた。
古いアルバムも見せてくれ、そこには日本人とならんだチョビひげの若者が写っていた。
なるほどと答えたものの、わたしの英語は彼らにほとんど通じないのである。
スレイブ氏も日本語は話せない。
わたしはこの旅に英語の電子辞書を持参していたけど、それはホテルに置き忘れていた。

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食事は美味しかった。
西洋料理はニガ手でなんてことをやたらにあちこちで吹聴していたおかげで、その情報がイミナさんからライサさんにも伝わっていたのかもしれない。
ライサさん手作りの料理の中に、ピーマンに挽肉などを詰めた料理があって、うーん、どうやってナイフとフォークで食べようかなと思案していたら、ライサさんがどこかから割りばしを持ってきてくれた。

そのうち長髪に無精ひげという、今ふうの若者が部屋に顔をのぞかせた。
息子ですとスレイブ氏。
つぎにきれいな娘が顔を出した。
娘ですとスレイブ氏。
ライサさんの家族は、旦那さんと息子、娘、ロシアンブルーが1匹の、4人プラスワンである。
息子はデニー、娘はリーザで、米国人みたいな名前を持っていたけど、ここでは全部仮名にしてあるからせんさくは無用だ。

家族や家の中の写真は載せるわけにいかないので、食後のデザートの写真と、スレイブ氏にだっこされたネコちゃんだけ。

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