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2013年4月18日 (木)

ロシアの旅/ジプシーダンス

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この晩はかほりクンの案内で、ジプシーダンスというものを観にいくことになっていた。
美術館を3つも見学し、クラシック・コンサートを聴き、ライブハウスも体験し、こんどは観劇だから、これだけ詰め込めば、エンタテインメントだけにかぎっても、完璧な旅行であったといって過言じゃない。
ところでジプシーダンスってなんだ?

かほりクンの説明をそのまま書いているけど、わたしの頭の中のどこかに、ジプシーって差別用語じゃなかったっけという意識がすこしある。
で、ウィキペディアに当たってみたら、まあ、差別かそうでないか微妙なところで、ここでその言葉を使ってもブログが炎上するほど問題があるとは思えなかった。

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かほりクンとともにメトロのヂナーモという駅で下車する。
ここからすこし歩くと地下の横断歩道がある大きな交差点があり、それをくぐり抜けて200メートルほど行ったところに劇場があった。
チケットにはロシア語のРОМЭНをデザイン化したマークがついていて、これはガイドブックに出ているロメン劇場のことらしい。
同じガイドブックによると、世界でもめずらしいロマ人(ジプシー)による劇場とある。

ロシアの劇場事情については知らないけど、その形態については日本の渋谷にある文化村劇場のようによそから劇団がやってくるものと、四季劇場や吉祥寺にあった前進座のように劇団が自前の劇場を持ってしまったもの、あるいは専属の劇団をかかえているものなどがある。
ロメン劇場は後者らしく、専属の劇団が一定期間ごとにレパートリーを変えて、いくつかの演目をこなしているようだった。

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ここも入口はそれほど大きくない。
チケット売り場もせまいけど、1歩建物の中に入れば、資料室やカフェ、広々としたロビーもあってなかなか立派である。
入場料は1500P(4500円くらい)で、わたしたちの席は1階のまえのほうだったから、かなり上等、というよりあまり座席格差のない劇場らしい。

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演っていたのは劇というよりミュージカルだった。
まともな劇では言葉がわからないと話にならないから、ミュージカルのほうがいい。
そういったもののやはり意味はわからない。
もの珍しさだけで注目していると、美男美女が歌ったり踊ったり、最初のほうにはなぜかエジプトのスフィンクスや、トルコのベリーダンスが出てきた。
それ以外は、わたしの見るかぎり、衣装、踊りのスタイルともまるっきりスペインのフラメンコである。

これってフラメンコじゃないのとわたしがいうと、かほりクンはむきになって、そうじゃありません、ジプシーの踊りですという。
スフィンクスの像やベリーダンスは、みんなジプシーの歴史にもとづいているのだそうだ。
フラメンコもベリーダンスも、その起源にはジプシーが関わっているようだから、どうでもいいやと説明者にさからわない主義のわたし。

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最後に年配のおじさんが出てきて歌をうたった。
よく張りのある声で、愛想がよくって、客をのせるのがうまくて、いかにもプロの芸人みたいな人である。
観衆から盛大な声援がとんでいたから、ロシアの三波春夫みたいな人らしかった。
観客席で踊りだした女性もいて、警備員に制止されていた。

いちばん上の写真は劇場の入った建物で、2番目と3番目はチケット売り場。
7番目は館内にあるカフェ。
最後の5枚はネットで集めたもので、いちばん最後のおじさんがプロの芸人みたいな人。
わたしの劇の写真はすべてピンボケ。
コンパクトカメラで、ストロボもたけず、三脚も使えない劇場内で写真なんか撮れるはずがない。

帰りに駅まで歩いていたら、かほりクンが凍りついた路面ですってんころり。
ロシア人もやはり転ぶということがわかった。

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