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2013年4月29日 (月)

秩父の店

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昨日は知り合いにお付き合いして秩父のシバザクラを見てきた。
こういう催し物があると、どこでもやたらに混雑するに決まっているから、わたしひとりではめったに近づかないんだけど、いつもわがままばかりいってるわけにいかないのである。

シバザクラを見たあと、どこかで食事をすることになった。
西武秩父駅の前にはいくつか食堂があったけど、どこも行列ができていた。
そういうものにならぶほど精神的にゆとりのあるほうではないから、すいたレストランを探して街をぶらつく。

行列ができる店というのは、そのへんの女性誌やネットの口コミ情報に踊らされている客のせいではないか。
先日のしりあがり寿さんのマンガに、先輩が後輩にメシをおごって、どうだ、いい店だろうと自慢したら、この後輩ってのがネット情報魔で、目の前でスマホで口コミ情報を調べて、あ、出てます、出てます、内装が本格的なわりには値段が安くて、先輩が後輩におごるのにふさわしい店だって。

わたしの友人にも口コミ情報を書き込むのが好きな輩がいて、ネットの上ではけなさないのが礼儀とこころえているらしく、やたらベタほめばかりしているのがいるけど、そういう輩を無視してもわたしは口コミ情報というのがキライである。
人間の味覚はさまざまであるはずなのに、どこかのウマの骨が旨いといった口コミをなんで信用しなくちゃいけないのか。

そういうわけでヘソ曲がり的に街をぶらぶらして、秩父神社のわきで見つけた和風レストランに入ってみた。
店内は、タイマイのはく製やつまらない置物が飾られ、メニューは寿司、天ぷら、ウナギなどなんでもありという感じの、どこにでもあるようなちょっと俗っぽい店だったけど、大きなカウンターがあり、その奥で老人とその息子ぐらいの年齢の2人の板前さんが働いていた。
寿司も刺身も天ぷらも目の前で造ってくれる。
板前さんの仕事ぶりは好感のもてるものである。
大きめの茶碗のお茶も熱い。
これだけでなんとなく安心できる店のような気がした。

他人にわたしの味覚を強要したくないから、店の名前は教えない。
教えたって、どうせわたしは味覚についても変人だから、アテにされても困るのだ。
店内はほどほどに混んでいたけど、行列ができてないということは、たぶん口コミなんてアホな風潮に毒されてない店なのだろう。
帰宅して 「たべログ」 などを調べてみたら、まだ口コミはないようなので、たまたま世間に知られていないいい店に当たったと思っている。

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