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2013年6月21日 (金)

八重山行き/シュノーケリング

ネタが枯渇したなんていっときながら、まだしつこく続きます、八重山紀行。
いっしょに行った連中がこれを楽しみにしてるらしいんで。

かまどま荘には大物釣りやシュノーケリングなど、いくつかのオプションツアーがあり、巨大シジミの掘り出しなんてものもある。
マングローブの根もとに棲む直径10センチ以上のこのシジミは、食べてもあまりおいしくないそうだけど、自称ナチュラリストのわたしは見てみたいと思う。
殻だけなら目の前の岸壁から見下ろすと、食後の残骸が転がっているのを見ることができる。
大シジミにかぎらず、トビハゼのような魚類、ノコギリガザミのような甲殻類、ウミニナのような巻貝の仲間など、マングローブの根もとというのは変わった生物の宝庫なのである。

ただ今回の旅ではそのオプションに参加する時間がなかった。
わたしに与えられた日数は1日しかなかったから、わたしが最優先で参加したのは、もちろんシュノーケリング。
マスク、シュノーケル、足ヒレに、必要ならライフジャケットを加えて、サンゴ礁の海で素潜りをするツアーである。
料金はひとり7千円だから、興味のない人にはちょっとツライかも。

船長の話では、西表のこのあたりには、オニヒトデの食害もないほとんど無傷のサンゴ礁が見られるという。
沖縄本島あたりではサンゴ礁の衰退が問題になっている。
原因についてオニヒトデの増加や、地球温暖化などを指摘する人もいるけど、やはりサンゴの大敵は人間であるとわたしは確信してしまう。
オニヒトデの増加そのものが人間、つまり大挙して押し寄せる観光客による環境汚染じゃないかと考えているのである。
まだ大挙といえるほど観光客は押し寄せておらず、おかげでサンゴが無事という西表の海がそれを証明しているではないか。

シュノーケリングで見てまわったのは3つのポイントで、テーブルサンゴ、枝サンゴと、いずれもみごとな天然モノ。
潮が引いているときには、泳いでいるとお腹をこすりそうになるくらい。
サンゴというのは見た目にはやさしそうでも、カミソリのように危険なところがあり、これでつけた傷はひじょうに痛いから要注意。

※カメラが壊れてしまったので写真アリマセン。
見たい人はネットで検索のこと。

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