パンダ
わたしはぜんぜん残念とは思わないけど、上野のパンダが想像妊娠だったそうだ。
パンダというのはとても神経質な動物だそうで、生殖もいつでもOKというわけではないらしい。
以前新聞で読んだけど、じっとメスのようすを観察していて、発情した瞬間に絶妙のタイミングでオスをあてがって生殖させる。
そうしないと妊娠しないのだそうである。
うーむと考える。
人間は四六時中発情していて、どこでもいつでもOKというめずらしい動物だけど、人間の、それもメスがパンダなみに神経質だったらどうだろう。
妊娠の機会はほんの2、3日しかないってことになったらどうだろう。
結婚したばかりの旦那は、じっと女房を観察していて、発情したと思えた瞬間に生殖をする。
そうしないと妊娠しないのだから、これは重大な問題で、企業も出産や育児休暇とならべて生殖休暇というものを設けて、子作りに協力しなければならない。
夫婦ならまだいいけど、街をひとりで歩いていた女性がとつぜん発情したらどうなるか。
この機会を逃すのは犯罪行為だから、とりあえず手近の男が生殖に協力しなければならない。
映画館で映画を観ていた女性が発情した場合も、とうぜんとなりに座っていた男が生殖してあげなければならない。
少子化はいまや人類の存亡にかかわる問題なのだから、恥ずかしいとか公然ワイセツなんていってる場合ではないのである。
映画館はまっ暗だからいいけど、たとえばまっ昼間の満員電車の中で、3人の女性が同時に発情したら、まわりの男たちがよってたかって・・・・・ これはもう想像するだにヒワイである。
あ、だんだん筒井康隆調になってきた。
今回の記事はこのブログ始まって以来最悪の下ネタであることを保証いたします。
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