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2013年8月21日 (水)

支離めつれつ

中国ウォッチャーにとって目がはなせない簿熙来もと書記の裁判。
彼と細君の初公判をひかえ、彼らの息子がちゃんとした裁判をしてほしいと発言しているそうである。
そんなこといったって水に落ちた犬は徹底的に叩かれるお国がらだ。
息子というのは米国でフェラーリを乗り回し、複数の美女をはべらしていた、太子党を象徴するような若者だが、現在は党のゆるやかな管理下におかれているらしい。
息子がこんな贅沢できたということ自体、簿もと書記のかんぐられても仕方のない私生活を証明しているようなもん。
それでもやっていることはみんな同じようなことだから、中国政府としてはあまり被告に発言をさせない方針らしい。

ゆるやかな管理下におかれている息子だけど、現代だからよかった。
むかしだったら簿もと書記は一族もろとも断罪だ。
この場合の断罪というのは文字どおりの断罪で、中華包丁のお化けみたいなやつで、胴体をまっぷたつにされるのだ。
これをやられたいちばん有名な人物が、秦の始皇帝に仕えた李斯という大臣だ。
彼は死にさいして、もういちど黄色い猟犬を駆って、またすばしこいウサギを狩ってみたかったといったそうだけど、そりゃあとの祭りだわさ。
こういう死刑がなくなっただけでも、中国はだいぶグローバル化されたといっていいのかもしれない。

どうも暑さのせいか、ブログの記事もいいかげんなところでオシマイだ。
でもまじめにこのブログを読んでいる人もたくさんはいないだろうから、なんでもいいや。
いまテレビで南米のイグアスの滝をやってるよ。
涼しそうで、あ、行ってみたいわあと思ってしまう。

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