カメムシ
うちはまわりを樹木にかこまれた、すこぶる環境のいいところにあるもんで、都会ではめずらしい魑魅魍魎がしょっちゅう迷い込んでくる。
このたびはカメムシさんのお出ましだ。
大きさは2センチぐらいあって、この仲間としては大きいほうだから、クサギカメムシというやつらしい。
目ざわりだから掃除機で吸い取るか、箒ではたき落そうかと思ったけど、こいつはスカンクなみの秘技を持っている虫なので、ヤモリ、セミ、バッタならつまんでポイのわたしもおいそれと手を出せない。
なにか悪さをするんじゃないかと調べてみたら、果樹や豆類の害虫としても古くから知られた虫とあり、べつに刺したり血を吸ったりするわけでもなさそうだから、ほっぽらかしてある。
わたしの部屋の中にこいつが食べられそうなものは何もないので (冷蔵庫は密閉してある)、そのうち腹がへって落ちるだろう。
果報は寝て待て。
それにしても目ざわりだな。
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