ミニスカート
あいかわらず押入れの整理をしてるけど、こういうことはめったにやらないから、不用のモノがいろいろ出てくる。
お腹まわりがきゅうくつで、もう穿けなくなったズボンが何本か。
捨てるのもモッタイナイから誰か穿けそうな人間にあげてしまおうかと考える。
そう考えて、知り合い・友人の中から、わたしと体型の似ている人間を思い浮かべてみた。
おやおや。
トシもあるけど、わたしの世代はだいたいお腹が出ている。
わたしの仲間の中にわたしよりスリムな人間はぜんぜんいないじゃないか。
わたしに穿けないズボンが穿けるはずのない連中ばかりだ。
ということは仲間うちでわたしがいちばんスリムということか。
むふふと、いくらか自己満足があったことはさておいて。
押入れからジーンズのミニスカートが出てきた。
どこかの若い娘がなんらかの事情で、わたしの部屋でスカートを穿き替えていったらしい。
若い娘がスカートを穿き替えたとすると、そのあとどうなったのか、そうとうにむかしの話なので、さっぱり思い出せないんだけど、これってちょっとヤバいでしょ。
わたしがそのうち心臓かなんかやられて、ベッドでぽっくりいった場合、遺品の整理にあたるわたしの姪っ子たちが、へえ、おじさんには女装の趣味があったんだなんて思わないともかぎらない。
ことわっておくけど、わたしにはそういう趣味はないし、性同一性障害者でもないぞ。
ミニスカートは、断固としてゴミとして出す。
生きているうちに発見してよかった。
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