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2013年11月 9日 (土)

昭和は遠く

今朝の新聞を読んでいたら、中国・山西省の爆破事件で、黒い車に乗っていた容疑者が拘束されたというニュースがあり、そこに「中国は全国に膨大な数の防犯カメラによる監視網を張りめぐらせて」 という文章があった。

さすがは強圧国家、やることがちがうねえと書こうと思ったけど、日本でも田園調布の女子中学生誘拐事件のニュースを読んでたら、犯人逮捕の決め手になったのが車両のナンバー自動読み取り装置だなんて記事が。
おそろしや。
現代の日本じゃ、どこのだれの車が、いついつに、どこからどこへ走ったかなんてことがみんな警察に把握されてしまうらしい。
個人情報もへったくれもない感じで、こういう点では、中国よりもきっと日本のほうが進んでいると思う。

犯罪に手をそめようと思った場合、自分の車でやったらアシがつく。
もちろんレンタカーもやばい。
盗んだナンバープレートなら安心かというと、そういうわけにはいかないということを、当事者のみならずミステリー作家も考えなければいけない時代だ。

話は変わるけど、歌手の島倉千代子さんが亡くなった。
彼女はわたしよりだいぶ年上だけど、考えてみるとその人生はわたしのそれと重なる部分もないわけじゃない。
彼女の初期のヒット曲 「逢いたいなァ あの人に」 や 「東京だよおっ母さん」 なんて歌を、幼少のみぎりのわたしは、たしかにリアルタイムで聴いたおぼえがあるのである。
現在の女の子にとって、東京も地方もあまり変わりがないだろうけど、当時はまだ集団就職で上京するのに水サカズキって時代だったし、わたしも実体験としてそういうことを記憶しているので、彼女の歌になつかしさを感じることがある。

そんなわけだから、洋楽のファンのわたしだけど、いまでもときどき懐メロとして、三橋美智也やフランク永井などとともに島倉千代子の歌を聴くことがある。
逝くひとや昭和も遠くなりにけり・・・・ ってトコか。

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