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2013年12月19日 (木)

皇帝制度

猪瀬クンも日本に生まれてよかった。
北朝鮮なら辞めるだけじゃすまない。
機関銃で蜂の巣、とりまきもろとも処刑されている。

それにしても北朝鮮の残虐ぶりは、現代のグローバル国家の住人にはとても理解できない。
殺さなくたってほかに方法があるだろうと考えてしまうけど、これが皇帝制度による人治国家のオソロシさなのだ。
それについては大先輩の中国の歴史をみると、失職、即死刑なんてことは数えきれないくらいある。
しかもそれほど昔のことじゃなく、つい先ごろの毛沢東の時代まで、この伝統はえんえんと続いていた。
毛沢東に見せしめとして粛清された人間のうちでは、わたしは皇帝である毛に忠言しただけで粛清されてしまった彭徳懐という人物をよくおぼえている。

つまり中国の皇帝というものはこの世界で唯一無二のものであり、アメリカ大統領や日本の安倍クンのように取り換えのきくものではないということだ。
そのくらい価値のあるものだから、いったんその地位をつかんだ者は、自分をおびやかす者をけっして許さないのである。
これにくらべると、民主主義国の元首というものは誰でもなれるかわり、価値がだいぶ下がっていて、もらえるものはせいぜい5000万円ぐらいかもしれない。

こんな皇帝制度をひきついだ北朝鮮では、官職にとりたてられると、お金でもオンナでも、もう庶民の手のとどかないあらゆる贅沢が我がものになる。
贅沢のスケールが大きいかわり、いったん失職すればつぐないも大きい。
だから、いまは処分する側の正恩クンだって、いったん失職、いや権力を失えば、それこそムッソリーニの二の舞でもおかしくないのである。

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