平和ボケ
今日の朝刊に大きな見出しで 「政府、韓国軍へ弾薬譲渡」 という文字。
これまで平和を遵守してきた日本が、いよいよ武器三原則を拡大し、戦争に直接かかわり始めたということ。
平和の大切さを訴える人はたくさんいる。
戦争はゼッタイに反対という人もいる。
なんでもかんでも政府のやることはみんな反対という人もいる!
ウチの新聞 (朝日) はとうぜん日本政府の姿勢に反対である。
わたしは以前から疑問に感じていたけど、戦争はこちらから侵略に打って出るばかりじゃない。
よその国から侵略された場合はどうなのか。
残酷な独裁者が自国民を大量に殺害し始めた場合はどうなのか。
無抵抗の人々が助けを求めているのに、よその国のことだからといってそれを拒絶するのは正義だろうか。
原因も時代の変化も無視して、とにかく戦争はダメと主張することが、いったいいつまで可能なのか。
友よ、その答えは風に吹かれている、なんちゃって。
先日の新聞に出ていたけど、もと総理の宮沢喜一サンは、安倍クンと違って護憲主義・平和主義者だったそうだ。
皮肉なことにそんな総理の時代にPKOによる海外派兵の扉が開かれた。
時代の変化にさからえる政治家なんかいないのである。
時代はわたしたちが体験したことのない速さで変わりつつある。
わたしたちは大きなうねりに流される木の葉のようなものであり、過去とはぜんぜんちがったアプローチで戦争への道をひた走っているのかも。
今回の弾薬譲渡は踏絵のようなものだ。
南スーダンが内戦状態になり、韓国軍の宿営地に大勢の避難民が避難してきているという。
この避難民を守るために弾薬を提供することが責められるだろうか。
こういうとき、あいかわらず平和という言葉にしがみつき、武器輸出はダメ、なんでもかんでも戦争はダメという平和ボケした人たちをみると、おまえらアホかといいたくなってしまう。
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