訃報ひとつ
うちのファクスは不調で印字がされない。
そんなファクスのロール紙がにゅるにゅると排出されて、なにやら送られてきたようす。
送られてきたとすれば訃報ぐらいしかないのが、目下のわたしの家庭状況だから、所属する団体に電話してみた。
××さんが亡くなりましたとのこと。
××さんというのは、極端な甘党という以外に、いろいろ物議をかもす変人ということで知られた人で、同じ変人同盟のわたしとはどこか気脈の通じる人でもあった。
へえ・・・・ とわたし。
特別に親しいというわけでもなかったけれど、彼とわたしは歳もそれほど変わらない。
わたしもいよいよ彼と同じような境遇に突入だ。
つまり棺桶に片足つっこんだということだ。
先に死んだ人がうらやましいと思えるこの頃である。
| 固定リンク | 0
コメント