三千子サン
NHK会長さんだけじゃなく、新しいNHKの経営委員にも常識ばなれした人がいらっしゃるようだ。
ネット・ニュースを読んでいたら、長谷川三千子さんというきれいなオンナの人が、ずいぶんと右翼っぽい元気な発言をしてらっしゃる。
きれいな人っていう点が気になったので、べつの写真を検索してみたら、どこか辻元清美サンか蓮舫サンみたいな顔した人だった。
わたしの好みは、政治家方面では野田聖子ちゃんや八戸市の藤川優里市議なんだけど。
そんなことはさておいて。
三千子さんは、朝日新聞に怒鳴り込んで、その場で拳銃自殺をした右翼の大物を賛辞し、怒鳴り込まれた朝日新聞を人間以下のクズと罵倒している。
そのころから週刊朝日の愛読者だったわたしは、このトラブルの原因が 「虱の会」 だったことをおぼえていた。
おぼえているだけじゃなく、この右翼の大物 (野村秋介という人) の心境についても考えてみた。
彼に比べるとだいぶスケールが小さいけど、わたしはどちらともとれるような軽微な交通違反で警察につかまって、ふざけるなと思いきりゴネたものの、そのうち馬鹿馬鹿しくなり、メンドくさくなり、なにもかも放り出してしまいたいと考えたことがある。
若いころならいざ知らず、あるていど歳をとると、自分では正当と思っている考えで世間を動かすことはできないこと、それでもつっぱり続けなければいけないことに疲れを感じることもあるのである。
これをいさぎよさと判断しても間違いではないけれど、三千子さんがカッコいいと考えているなら、そりゃちょっとミーハーだよねえ。
わたしもつねづね朝日新聞にモノ申しているほうだから、彼女の発言にうなづける部分も、ほんの少しはないじゃない。
しかしわたしの場合はなんでもいえる安っぽい立場だ。
三千子さんのは埼玉大学名誉教授という人が発する意見じゃない。
やっぱり安倍クンは、自分にとって都合のいい政策のためにNHK包囲網をしいているってことで、うん、その実体があきらかになったってことだな。
百家争鳴でなにも決まらない政治にイヤ気がさした国民が、強い自民党を選んだのだとしても、これじゃやっぱりヤバいと思うのも時間の問題だぞ。
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